ブラス出版第三弾は司会本
それはずいぶん前から念願だった「司会者の本」
21歳の時、生まれて初めて披露宴に招かれ、司会の大役を任された。
(今も「めでたや」の活動を共にする友人の結婚式です)
その時は「結婚式の司会」という本を買って
それに沿って台本をつくったことを思い出す。
それはそれはお世話になった。
それでも作りたいのは「司会マニュアル本」ではない。
ではどんな本をつくりたいのか?
まずはそこを話し合い、本の軸を決めるべく
「キックオフミーティング」を行った。
僕が最初に時間をもらって話し始めると
どうにも止まらなくなる。
いつもながら司会の話になると
一段と力が入ってしまうのだ・・・。
「結婚式における司会者の地位は低い」
長い経験上、そう思わざる得ない。
「司会は重要」と、言葉では言うけれど
ホントに重要視されているとは思わない。
この本は「結婚式の司会者の地位向上」に一役買いたい。
そして「結婚式の司会者を目指す人」をもっともっと増やしたいのだ。
僕が1998年に司会事務所を創業した頃
「ケイコとマナブ」に研修生募集の広告を出すと
問い合わせが沢山あった。
ところがここ最近はというと
当時の10倍くらい大きな記事なのに、反応が少ない。
「結婚式の司会者になりたい」という女性が極端に減っているのだ。
(なので全国的に高年齢化が進んでいるはずです)
「こんなに素晴らしい仕事なのに、なぜ人気がないの!」
心から思う。
自分の熱意と技術と経験とセンスを駆使して
結婚式を最高の日にするべく全力を尽くす。
そして自分の奮闘により
お客様から最大級の感謝の気持ちをいただいたなら
カンタンに辞められる仕事ではないのだ。
その為にも
「司会事務所から成り上がったブラスでしか作れない本をつくるぞ!!」
ブラス広報部と司会チームが中心になり
プロジェクトはスタートした。
そして本の制作にあたって大切なパートナーは
前作の「ウェディングプランナーになりたいきみへ」と同じく
僕の盟友である「垣畑社長率いるマネコンチーム」
「9月には大輪の花を咲かせましょう!」
新幹線の終電時間まで思いを共有し
本作りの旅が再び始まった。
心を一つにして、やり切りましょう!!