再会の夜
少人数で実施するカップルが増えた。
本来なら呼ぶべき友人を呼べないことは寂しいから
悲観に暮れるカップルの姿をコロナ禍で見続けてきた。
ただ、少人数式が悪いわけじゃないし
悩み苦しみ実施したコロナ禍の結婚式だからこそ
今までにない感動を味わったことも確かだ。
披露宴の最後の代表謝辞でお父さんが
「こんなに子供と話し合ったことはありません。
決断するまでは辛い日々でしたが
お陰で家族の絆が深まりました」
そんな言葉をたくさん聞いた。
どんな時代になろうとも
どんな形でも
結婚式をして欲しいと願う。
ま、結婚式場を経営してるから
当たり前の願いですけど(笑)
では
「人数の多い少ないではなく
結婚披露宴と食事会の違いはなんですか?」
結婚式に携わる方なら即答できると思うけど
一般の方はしばし考える質問でしょ。
「えっ、まさか答えられないブラス社員は
いないよね・・・・」
答えは
「ウェディングドレスを着るか、着ないか」
これに尽きると僕は思う。
そんな結婚式の主役ともいうべき
ウェディングドレスが
この日本においては特殊な発展を遂げた。
これは世界一服装には気を遣う日本人女性にとって
言い換えると
「世界一おしゃれな若き日本人女性」とって
不幸な発展を遂げてしまったと僕はずっと思っている。
この持論を展開すると
長く険しい話しになってしまう。
今回は書かないけどこの考えに
あの桂由美先生が大いに賛同してくださったことが
とてもうれしかった!
「もっと自由に、もっと楽しく
それぞれの新婦に最高のドレスを提供したい」
自社で運営している「ビー・ドレッセ」は
ドレスショップの理想の姿を日々追い求めている。
中でも海外ブランドのドレスを買い付けることは
需要な仕事だ。
先日、ニューヨーク在住の日本人ドレスデザイナー
Tomomi Okuboさんが久しぶりの里帰りをし
ウチにも顔を出してくれた。

オオクボドレスはビードレッセの人気商品であり
看板ドレスだと僕は思っている。
だってその証拠に
ウチのプランナーが結婚する時の着用率は
断トツに一番でしょ!
自慢だが日本で扱っているのはウチだけ。
さらに自慢だが2015年のニューヨークのドレスショーで
僕がオオクボさんを発見したことが提携の始まりなのだ。
最高の結婚式をつくるには
それぞれに合った最高のドレスが必要。
思い出話に花を咲かせながら
ドレッセメンバーと共にドレスの理想を話し合った。
いい夜でした。