2014.2
峠越え
鞄の中にいつも本がないと不安になる
「本がないと不安になる症候群」にかかって
早27年。
そんな病気はきっとないけど
僕と似たような症状を持つ人は多いと思う。
空いた時間ができたら
常に本を開くわけではない。
ただ鞄が重くなるだけの時も多い(アホです)
が、腕時計や携帯は忘れることがあるけど
本は忘れないのが不思議だ。
それはともかく
昨日今日と休みを取ったのでこの本をじっくり読んだ。
徳川家康を主人公にした歴史小説。
著者の伊東潤さんが
ここのところ大注目の歴史小説家だと
雑誌で読んで購入した。
徳川家康の人物設定は
「小心で思い悩むことが仕事のような男」
そうなのだ。
当然のように登場する織田信長が
傑出した人物として書かれているのは
この時代の小説の常道。
が、家康となるといろいろ別れる。
この本の中では
家康自らがこう呟く。
「峠を一つひとつ越えていけば
わしのような凡庸な男にも、道は開ける」と。
とても解決できそうにない事を必死に考え
「もうダメだ」と観念する寸前で突破口が開け
生き延びる徳川家康。
「凡庸でなければ越えられぬ峠がある」
と、作者は書く。
毎月起業家の仲間と勉強会をしていると
僕も自分の凡庸さがよくわかる。
なのでこの言葉が身に染みた!
歴史小説にしては長くない物語なので
気軽に読めると思いますよ。
「本がないと不安になる症候群」にかかって
早27年。
そんな病気はきっとないけど
僕と似たような症状を持つ人は多いと思う。
空いた時間ができたら
常に本を開くわけではない。
ただ鞄が重くなるだけの時も多い(アホです)
が、腕時計や携帯は忘れることがあるけど
本は忘れないのが不思議だ。
それはともかく
昨日今日と休みを取ったのでこの本をじっくり読んだ。
徳川家康を主人公にした歴史小説。
著者の伊東潤さんが
ここのところ大注目の歴史小説家だと
雑誌で読んで購入した。
徳川家康の人物設定は
「小心で思い悩むことが仕事のような男」
そうなのだ。
当然のように登場する織田信長が
傑出した人物として書かれているのは
この時代の小説の常道。
が、家康となるといろいろ別れる。
この本の中では
家康自らがこう呟く。
「峠を一つひとつ越えていけば
わしのような凡庸な男にも、道は開ける」と。
とても解決できそうにない事を必死に考え
「もうダメだ」と観念する寸前で突破口が開け
生き延びる徳川家康。
「凡庸でなければ越えられぬ峠がある」
と、作者は書く。
毎月起業家の仲間と勉強会をしていると
僕も自分の凡庸さがよくわかる。
なのでこの言葉が身に染みた!
歴史小説にしては長くない物語なので
気軽に読めると思いますよ。