愛とAIを結んでファンに愛されて勝つ
初詣に行き、そこでおみくじ引いて色々食べて
結構お気楽なムードで仕事始めをした。
思えば、結婚式業界が恵まれていた時代だった。
なので午後は全員で
今年の豊富などを和気あいあいと話し合った。
その頃も僕が年頭の挨拶をしていたのだが
現在のように気合いを入れて
スローガンは発表してなかったはず。
「今思うと、甘い社長だったナ」
業界に追い風が吹いている時こそ
攻めの姿勢を社員と強く共有すべきなのに。
そんな自分の甘さはハウスウェディングブームの終焉と共に
消し去ることを決意したというより時代が僕をそうさせた。
「そうは言っても、まだまだ社長甘いよね」
「まぁまぁ、そこが社長のいいところだって」
そんな会話を社員が交わしているのを
盗み聞きしたというのは嘘だけど
他社との違いを明確にして
競争に勝たねばならないのはビジネスの宿命。
年末年始にかけて新年のスローガンを考えて
決めることが重要な仕事になった。
「今年は悩んだな〜」
年末にリーダー陣から
「社長、来年のスローガンは特に重要です」
と、真剣なまなざしで言われたこともあり
過去最大級に考え抜いた。

そして年初の支配人会議。
場所は本社三階の大会議室だ。
会議でも結婚式でも大なり小なりの食事会でも
それを「充実した時間」にするには場所が大事だと
口酸っぱく言ってきた。
さらに机と椅子の配置から
誰がどこに座るかなどの細かな配慮も必要だ。
「自慢ですが、本社三階の大会議室は
デザインを含めて最高の仕上がりです」

ということで今年のスローガンの発表だ。
「愛とAIを結んでファンに愛されて勝つ」
〜ファンファーレは鳴った〜
考え抜いた上で決めたこのスローガンを胸に
2026年を駆け抜けましょう!










































































