59-60歳の男のリアル
改装を機に閉店してしまった。
新幹線に乗る時は少しの時間でもそこに立ち寄ることが
長年のルーティーンだったから、閉店はショックだった。
が、しかし、以前よりちょっと大きくなって
堂々とリニューアルオープンしたのだ。
「エライぞ、JR名古屋駅!」
全国の主要駅が本を売るコーナーを縮小しているからこそ
本屋を残してくれたことがうれしい。
そこは新幹線の乗車時間までという制約があるので
じっくりと選ぶ時間はない。
だからこそ、普段は買わない本を買うことが楽しいし
タイトルでピンときた本を選ぶことになる。
「59歳と4か月の僕にジャストじゃ〜」
本の帯に
「奥田民生のように生きたいあなたへ」
と書いている。
「そりゃ、ムリでしょ。今でいうムリゲーでしょ、あなた」
でもちょっとだけ、僕と似ているというか
仕事や遊びへの考え方が同じなのはうれしい。
共感することが多い中で
「運は、相手に合わせて態度を変える人よりも
誰といても変わらない人のところへ来る気がする」
運がいい人がしていることのコーナーの中で
こんなふうに書いてある。
サービス業をしていてよかったなと思うことの一つは
クライアントが一般のお客様であること。
自分でいうのも何だが、運よくというか、運のみというか
運が良すぎて、今の僕とブラスがあると心から思う。
「相手によって態度を変えないの僕だけじゃなく
ウチの社員が知らず知らずのうちに身につけたのかもな」
そんなことを思ったのだった。
「いやいや、社長はあの子とあの子には特別優しいでしょ」
そんなツッコミはやめて〜(笑)