送別会 2025
「花に嵐の例えもあるさ、さよならだけが人生だ」
と、有名な詩人は詠んだ。
「それぞれの卒業があり
そこにはドラマがあったんだろうな」
息子さんが東京の大学に進んだウチの女性社員が
「旅立ちの日は、もう辛くて辛くて
涙が止まりませんでした」
と、言っていたけど
案外息子はケロッとしていたとのこと。
「そりゃ息子さんは希望に満ち溢れているからね〜」
ま、ホームシックになるのはこれからだけど。
別れにはいろいろあれど
僕の中で悲喜こもごもなのは社員が会社を去ること。
ブラスを創業して、ハウスウェディング事業を始めて
新卒採用で一期生から四期生が入社してきたころは
このメンバーがいなくなると思ってなかった。
ところが、様々な理由で社員が少しずつ去る時代が来た。
そんな当たり前といえば当たり前のことを
受け入れられなくて、悔しかった時期がある。
それが年々、別れがあるから出会いがあるなら
できる限り笑って別れたいなと思うようになった。
会社を辞める理由はいろいろあれど
想い出の場所としてブラスがあればいいし
共に働いた同僚たちと
気持ちよく会える去り方をしてほしいと願うばかりだ。
そしてコロナ前までは
その時々で送別会をする文化がブラスにはあった。

ウェディングプランナーとして338組の担当をするという
ブラス歴代二位の記録を打ち立ててきた
フジナミこと藤井菜実が卒業するとあらば
久しぶりに送別会をやるしかない。

「歴代のプランナー本は常連だったな」

いろんな店舗でプランナーをしたから
各地からゆかりのメンバーが集まるのもフジナミらしい。

なんといっても、新卒四期生の絆は深い。

盟友の大ちゃんとタンデム乗りで登場し

ゆかりの社員とパートナーが待つバンケットへ。

思いもよらぬ履歴書が出てきたプロフィール紹介に笑い

新卒で配属になったブランベージュの鷲野支配人と
当時の後輩が乾杯の音頭をとり祝宴が始まった。

もうここからは

例のように例のごとく

この大送別会の様子を

写真で感じて欲しい。












この日の達明バンドのドラマー(プロ)は
ベージュの副料理長のウミの弟さん。
「来てくれてありがとう!!」




「このサプライズダンスは泣けたな〜」

フジナミとは何度も一緒に歌った。
「最後だと思うと、寂しいナ」

4期のテーマである「with you」が心に沁みた。

「オッサンの歌も良かったナ」




「この日のスペシャルバンドのメンバーです」







懐かしいメンバーたちからの
サプライズメッセージ映像に笑って泣いて

大送別会はおひらきへ。



きっとあるとは思っていたけれど

手紙には泣けたナ。

「フジナミは妥協をしない
日本一のウェディングプランナーだ」

「卒業おめでとう!」



終わったと思ったら
そこはアンコールが好きなフジナミらしく

そばをスタッフ全員でほおばり

愛弟子でこの大送別会の担当をした
タバティーと喜びを分かち合った。
「送別会って、いいな〜」
フジナミに新たな良き出会いがあることを願ってるよ。