ファーストキス
会社に映画部があり
ちょくちょく「映画のことブログ」を
長年書いているくらいだから映画が好きで
雑誌と新聞の映画評で情報は仕入れているつもりだ。
この映画の評判がいいことを知っていたけど
タイトルが「ファーストキス」とくれば
59歳のジジイが見る映画じゃないと判断していた。
が、娘が一緒に観ようと誘ってくれたので
映画館に足を運んだ。
しぶしぶだけど。
すると驚くことに、名古屋駅前にあるミッドランドシネマの
一番大きなスクリーンでやってる。
「ウソっ、公開してから一か月近くたっているのに満席だ」
理由は主演が松村北斗くんだから
何度も観るファンが多いらしい。
そしてデートムービーの王道らしく
若きカップルが会場を埋めている。

「私はその日、15年前の夫に恋をした」
映画のキャッチコピーにそう書いてあるということは
最近多い「タイムスリップ」ものだ。
映画が始まって中盤に差し掛かるころは
「おいおい、ちょっとタイムトラベルしすぎじゃねぇ」
都合がよすぎる展開に、自分の中で下手な評論を始めてしまう。
ところが・・・・。
ここから先は書くわけにはいかない(当たり前)
人生は大なり小なり後悔の連続であり
「あの日、あの時、こうしていればなぁ」
そんなことは誰だって心の中で思う。
男女の出会い(男女でなくてもいいけど)と
別れはその典型だろう。
さて映画の中で主演のふたりが
何を思い、どう行動するのか。
ぜひとも映画館で確かめてほしい。
そしてもう一つ、この素晴らしい映画をつくったみなさんに
結婚式業界を代表して心からお礼を言いたい。
「ありがとうございます!
日本全国の恋人たちがこの映画を観て
数千のカップルが結婚を決意したと僕は確信しました」