大晦日の夜に 2024
「あれっ、おかしくないですか、社長。
娘さんが結婚すると書いてましたよね・・・」
ブログを紐解くと確かに
「子供たちが結婚して、孫でもできたら
長年続けてきた年末の家族旅行もいよいよ終わりですね」
と、書いている。
息子33歳はめでたく春に結婚式を挙げた。
(親の気持ちを知り
結婚式屋としてまた一つ成長しました)
娘31歳は11月に結婚式をするはずだった。
(ということは、破局したということです)
下の娘29歳は・・・。
(書いたら怒られるので書きません)
なので今年もまた
僕の好きなことわざを書くしかない。
「人間万事塞翁が馬」
今起きていること、自分がした選択が
良いか悪いかなど時が経たなきゃわからない。
「ならば、自分がすることを愛しましょう」
人生は何かの縁で出会ったものの先に
不思議なことに何かがあると思うのだ。
そんなこんなで今年も紅白歌合戦を見ながら
ほろ酔いでブログを書いている。
水森かおりが歌いながら
数えきれないドミノが次々に倒れた。
想像だけど、何の損得もなくドミノが好きで
ドミノを愛する人が精魂込めて
一つひとつを積み上げたはず。
たぶん大成功した中継を見て
安堵の涙を流したと思う。
「それなんだよね〜」
さらに子供の頃に好きになり
初めてレコードを母に買ってもらった
郷ひろみが今年もバリバリに歌い踊った。
(70歳なのに!)
そしてそして、B‘Zが、B‘Zが
生でラブファントムからあの曲を歌ってくれた。
いまだ結婚披露宴のリメイク入場で
新郎新婦もゲストも共に声を上げてジャンプする曲は
「ウルトラソウル」が一番なのだ。
「こんな演出ができるのが紅白だな〜」
西田敏行をしのぶ
「もしもピアノが弾けたなら」に涙し
25年ぶりのGLAYを大幅に上回る
41年ぶりのアルフィーが登場し
「星空のディスタンス」を演奏した。
まだ高校生だったころに売れる前の
アルフィーのライブに行き
「サイコーだ、サイコーだ、サイコロだ〜」
と、客席にサイコロを投げ込んだ
高見沢さんを今も覚えている。
解散することなく、長く活動をするバンドは
それぞれのメンバーが若く
何物でもない時代に出会った友と
結成したバンドがほとんどだ。
会社とバンドの成長と継続することが
同じではないことくらいはわかっている。
それでも年末の忘年会で
「僕を信じて、苦楽を共にしたこのメンバーで
勝ちたいだ!」
と、何げなく話したら共感を得た。

来年は、たまりにたまったエネルギーを
爆発させる時がやって来たと全身で感じている。
「来年も今や絶滅寸前の社長ブログを書き続けている
河合達明ブログをよろしくお願いします」
みなさん良いお年を。