ゴルフ対決 2024
最上の一つだと思う。
それは何かのファンになることであり
最近では「推し」というらしい。
ファンになるきっかけはなんでもいいし
理由などいらない。
それでも例えばスポーツ選手ならば
地元が一緒だとか、友達の友達だとか
何かの縁があって応援するのもまた人の特徴だ。
ホーム&アウェイはそんな人の感情を刺激して
ゲームを盛り上げることに違いない。
なので昨年末に地元である愛知県一宮市で
旧友と飲んでいる時に
「一宮の子でゴルフのプロテストにトップ合格した
女子ゴルファーがいて、その子のお父さんを知っとるぞ」
それを聞いたらもう、ゴルフを愛し
スポーツ観戦を生涯の趣味としている僕としては
動くしかないと決意したことを覚えている。
そんな縁があり、ブラス創業の地である一宮市出身の
清本美波選手をスポンサーとして応援することになった。

「オフになったら、一緒にコースを回りましょう」
そんな約束が年末にやっと実現した。

間近で見るプロのスウィングは迫力があり
美しさもあり、ボールの弾道にほれぼれする。

「俺だって、ゴルフが大好きなんだぞ」
と、思い切って振り切るも
18ホールを安定して回る力が自分には足りないのだと
清本プロとラウンドして思い知る。

もうひとり
一緒にラウンドしたのは美波ちゃんのお父さん。
お父さんは娘さんが幼いころから共に歩み
ここまで育て上げた名コーチなのだ。

「ゴルフはヘタクソですから」
というお父さんの言葉は謙遜だと誰だって思うでしょ。
「ホントに下手ですね、お父さん」(笑)
だからこそ名コーチなのだと、ラウンド中に娘さんにする
声掛けの数々で思ったのだった。

「ツアーデビューした今年の成績は散々でしたが
最後の最後に来年のツアーに出場できる権利を
自力で獲得しました。来年は必ず勝ちます!」
ラウンドの後はブラス本社にて来年の飛躍を誓う。

夜は清本一家と共に夕食会。
なんとなんと、ふたりいる息子さんも
プロゴルファーを目指していて
すでに年代別で注目されているとのこと。
「ものすごい一家ですね〜」
結婚式で酔いつぶれたお父さんと
それを優しく見守る明るいお母さんの元に
伸び伸びとゴルフをする子供たちが育ったんだ。
幸せなことに、人生の楽しみがまた一つ増えました!