2024.5
息子の結婚式 2
「新郎の父として振舞い、心から披露宴を楽しもう」
と、決めてはいたものの
どうしても心の中ではいろいろ気になってしまう。
進行表こそチェックはしなかったけれど
主役にとってもゲストにとっても最高の結婚式になるならば
「父ではなく、社長としてやらねばならんぞ」
余計なことをウェルカムブッフェを楽しみながらも思う。
そうこうしているうちにケーキイベントが始まる。
「まさか、こんなドでかいケーキを発注するとは・・・」
「かなり驚いたんで、パティシエチームにアッパレだ」
テラスから自然に主賓席に座ろうとする自分を笑い
「今日は家族席でしょ」と
自分にツッコミを入れて席に着くと
全社員から写真と寄せ書きが貼ってある
アルバムが置いてある。
「みんな、ありがとう!」
もはや自分の結婚式と勘違いしそうだ(笑)
この日のドレスコードは「ブルー」
レマンダンサーズと共に入場して
披露宴が始まる。
ドレス紹介はビードレッセのプロデューサーであり
新郎の妹でもある河合美憂。
美憂は兄に頼まれて数年前に新婦を紹介したので
正真正銘の恋のキューピットなのだ。
「紹介しておきながら、兄を取られたと嘆くのは
もうやめなさいね」(笑)
新婦の中座は弟さんと。
ビシッと制服姿で登場してくれたことがうれしい!
そうなると新郎はふたりの妹と共に中座だ。
「幼い頃から、ホントに仲良し兄妹だな〜」
これもすべて父の教育の成果だね(笑)
中座後にすかさず父母を呼んで
サッと撮影をしてくれる心遣いはさすがブラス。
細かな積み重ねが最高の結婚式に結びつくと
今さらながらに実感する。
「妹よ、泣くのは早いぞ」
「結婚式屋の息子だから、盛大にやります!」
新郎が最初に宣言した通り、披露宴まだまだ中盤だ。
「まさか息子の結婚式で、めでたやをやるとはね〜」
結婚式場をつくる前は
この姿でいろんなイベントに出て食いつないでいただけに
この姿は幼い息子に印象的だったのだろう(たぶん)
「両家のお母さんどうぞ〜」
「25年以上も活動を共にする同級生のガキちゃんと
先輩たちありがとう!」
最高のパフォーマンスができた。
「我ながら、変な親子ですね」
盛大な披露宴にするならば
僕の時代のようにお色直しを何度もするのは必須だ。
新郎も新婦も中座のエスコートを祖母を指名し
司会者が幼い頃のエピソードを引き出す。
おばあちゃんがこの日をどれだけ楽しみにしていたかを
知っているだけに感慨深い。
続く・・・。
と、決めてはいたものの
どうしても心の中ではいろいろ気になってしまう。
進行表こそチェックはしなかったけれど
主役にとってもゲストにとっても最高の結婚式になるならば
「父ではなく、社長としてやらねばならんぞ」
余計なことをウェルカムブッフェを楽しみながらも思う。
そうこうしているうちにケーキイベントが始まる。
「まさか、こんなドでかいケーキを発注するとは・・・」
「かなり驚いたんで、パティシエチームにアッパレだ」
テラスから自然に主賓席に座ろうとする自分を笑い
「今日は家族席でしょ」と
自分にツッコミを入れて席に着くと
全社員から写真と寄せ書きが貼ってある
アルバムが置いてある。
「みんな、ありがとう!」
もはや自分の結婚式と勘違いしそうだ(笑)
この日のドレスコードは「ブルー」
レマンダンサーズと共に入場して
披露宴が始まる。
ドレス紹介はビードレッセのプロデューサーであり
新郎の妹でもある河合美憂。
美憂は兄に頼まれて数年前に新婦を紹介したので
正真正銘の恋のキューピットなのだ。
「紹介しておきながら、兄を取られたと嘆くのは
もうやめなさいね」(笑)
新婦の中座は弟さんと。
ビシッと制服姿で登場してくれたことがうれしい!
そうなると新郎はふたりの妹と共に中座だ。
「幼い頃から、ホントに仲良し兄妹だな〜」
これもすべて父の教育の成果だね(笑)
中座後にすかさず父母を呼んで
サッと撮影をしてくれる心遣いはさすがブラス。
細かな積み重ねが最高の結婚式に結びつくと
今さらながらに実感する。
「妹よ、泣くのは早いぞ」
「結婚式屋の息子だから、盛大にやります!」
新郎が最初に宣言した通り、披露宴まだまだ中盤だ。
「まさか息子の結婚式で、めでたやをやるとはね〜」
結婚式場をつくる前は
この姿でいろんなイベントに出て食いつないでいただけに
この姿は幼い息子に印象的だったのだろう(たぶん)
「両家のお母さんどうぞ〜」
「25年以上も活動を共にする同級生のガキちゃんと
先輩たちありがとう!」
最高のパフォーマンスができた。
「我ながら、変な親子ですね」
盛大な披露宴にするならば
僕の時代のようにお色直しを何度もするのは必須だ。
新郎も新婦も中座のエスコートを祖母を指名し
司会者が幼い頃のエピソードを引き出す。
おばあちゃんがこの日をどれだけ楽しみにしていたかを
知っているだけに感慨深い。
続く・・・。