2023.11
ビリー・ジーン・キング・カップ 2023
「ブラス所属のプロテニスプレーヤー日比野菜緒が
日本のエースとして
ビリー・ジーン・キングカップに出場する」
応援する身としては
これほど誇らしいことがあるだろうか。
なぜならビリー・ジーン・キングカップは
国別対抗戦だから団体戦であり
分かりやすく例えると女子テニスの
ワールドカップ的存在だからだ。
もちろん歴史ある大会でもある。
テニスのオールドファンなら
伊達公子が全盛期に当時の絶対的女王である
ドイツのシュテフィ・グラフを激闘の末に破った
伝説の試合を思い浮かべる人も多いと思う。
そして今回の日本はワールドグループに進出すべく
コロンビア代表と有明コロシアムで戦うことになり
新たに日本のレジェンドプレーヤーのひとりである
杉山愛さんを監督に据えてチームを編成したのだ。
そのチームのエースとして
杉山監督から直々に出場の要請があったのだから
これは引き受けないわけにはいかない。
ま、世界ランキングで日本ナンバーワンなのだから
要請は当然といえば当然なのだけどね。
金曜日の初日はシングルスが二試合行われる。
「会場を真っ赤に染めてください!」
そんな杉山愛監督から観客へのメッセージがあったので
当然ながら僕らはこのスタイルで応援だ。
まずは日本の第二のシングルスプレーヤーの本玉選手が
コロンビアのエースと対戦だ。
これからの日本を背負って立つであろう本玉ちゃんは
自分の能力をフルに出し切った!
コートサイドで見ている僕らが興奮し感動する
素晴らしいプレーだったが惜しくも負けた。
そして我らが日比野菜緒が
絶対に負けられない第二試合に登場する。
「すごく緊張しました」
と、試合後に報告があった。
そりゃそうだろう。
相手は格下とはいえ国を背負った一戦であり
負けたら二敗だから
日本チームは崖っぷちに追い込まれるのだから。
(団体戦は三勝したら勝ちです)
勝利後のインタビューの受け答えも
経験を十分に積んだ選手らしく素晴らしかった。
堂々と感謝の言葉を述べる。
初日は一勝一敗で終えて
二日目の初戦はいよいよ相手とのエースとの対決だ。
「相手のプレーがわたしを上回ってました」
どれほど悔しくとも、試合後に敗戦の弁を述べることも
プロ選手の任務の一つ。
そしてその後の第二試合では前日に負けた本玉選手が
気迫と技術で相手を上回り勝利を手にする。
二勝二敗のタイになり
勝負の行方は最後のダブルス戦に託された。
テニスファン以外は知らないと思うが
日本には世界に誇るダブルスペアがいるのだ。
現在世界ランキング4位の青山・柴原ペアだ!
コロンビアのペアも予定を変更して
エース同士のペアをぶつけてきた。
激闘の末に日本は勝利を手にし
有明コロシアムは歓喜に包まれた!
スポーツ観戦をこよなく愛する僕にとって
忘れることのできない心に深く残る試合だった。
そして来年もエースとしてこの大会に挑むであろう
日比野選手を応援し続けることを誓ったのだった。
テニスプレーヤーとして全盛期を迎えるであろう
これからの戦いを応援できる僕は幸せだ。
スポーツ観戦は我を忘れて心から応援する
チームや個人がいるからこそ人は熱狂するのですから。
日本のエースとして
ビリー・ジーン・キングカップに出場する」
応援する身としては
これほど誇らしいことがあるだろうか。
なぜならビリー・ジーン・キングカップは
国別対抗戦だから団体戦であり
分かりやすく例えると女子テニスの
ワールドカップ的存在だからだ。
もちろん歴史ある大会でもある。
テニスのオールドファンなら
伊達公子が全盛期に当時の絶対的女王である
ドイツのシュテフィ・グラフを激闘の末に破った
伝説の試合を思い浮かべる人も多いと思う。
そして今回の日本はワールドグループに進出すべく
コロンビア代表と有明コロシアムで戦うことになり
新たに日本のレジェンドプレーヤーのひとりである
杉山愛さんを監督に据えてチームを編成したのだ。
そのチームのエースとして
杉山監督から直々に出場の要請があったのだから
これは引き受けないわけにはいかない。
ま、世界ランキングで日本ナンバーワンなのだから
要請は当然といえば当然なのだけどね。
金曜日の初日はシングルスが二試合行われる。
「会場を真っ赤に染めてください!」
そんな杉山愛監督から観客へのメッセージがあったので
当然ながら僕らはこのスタイルで応援だ。
まずは日本の第二のシングルスプレーヤーの本玉選手が
コロンビアのエースと対戦だ。
これからの日本を背負って立つであろう本玉ちゃんは
自分の能力をフルに出し切った!
コートサイドで見ている僕らが興奮し感動する
素晴らしいプレーだったが惜しくも負けた。
そして我らが日比野菜緒が
絶対に負けられない第二試合に登場する。
「すごく緊張しました」
と、試合後に報告があった。
そりゃそうだろう。
相手は格下とはいえ国を背負った一戦であり
負けたら二敗だから
日本チームは崖っぷちに追い込まれるのだから。
(団体戦は三勝したら勝ちです)
勝利後のインタビューの受け答えも
経験を十分に積んだ選手らしく素晴らしかった。
堂々と感謝の言葉を述べる。
初日は一勝一敗で終えて
二日目の初戦はいよいよ相手とのエースとの対決だ。
「相手のプレーがわたしを上回ってました」
どれほど悔しくとも、試合後に敗戦の弁を述べることも
プロ選手の任務の一つ。
そしてその後の第二試合では前日に負けた本玉選手が
気迫と技術で相手を上回り勝利を手にする。
二勝二敗のタイになり
勝負の行方は最後のダブルス戦に託された。
テニスファン以外は知らないと思うが
日本には世界に誇るダブルスペアがいるのだ。
現在世界ランキング4位の青山・柴原ペアだ!
コロンビアのペアも予定を変更して
エース同士のペアをぶつけてきた。
激闘の末に日本は勝利を手にし
有明コロシアムは歓喜に包まれた!
スポーツ観戦をこよなく愛する僕にとって
忘れることのできない心に深く残る試合だった。
そして来年もエースとしてこの大会に挑むであろう
日比野選手を応援し続けることを誓ったのだった。
テニスプレーヤーとして全盛期を迎えるであろう
これからの戦いを応援できる僕は幸せだ。
スポーツ観戦は我を忘れて心から応援する
チームや個人がいるからこそ人は熱狂するのですから。