おめでとう!大森ゆってぃと眞希
あの日あの時
「僕が採用しなかったのなら
この二人は出会うこともなかったな〜」と。
「そんなこと言い始めたら
あの日あの時なんて、無数にありますよ」
ま、その通りなのだが
人と人との縁の不思議さを毎回感じるのだった。

新郎は新卒10期生でブラスに入社して
今はミエルクローチェの支配人をしつつ
マネージャーとしても活躍する大森友貴。

新婦は新卒16期生のウェディングプランナー
神谷眞希。

「こうなるとは思ってもいなかったから
美人でお茶目なマキを名古屋からミエルクローチェに
転勤させてしまったのは僕の責任です。
マキのお父さんお母さん、すみません・・・」

ま、やんちゃだった大森もずいぶん成長したから
出会うべくして出会ったのだと思う。

会場はもちろん二人が勤める
鈴鹿にあるミエルクローチェ。

こんなにも大勢の仲間が集まった!

「さぁ、いい結婚式をつくろうぜ!」

大森とは長い付き合いで
マキとはブラバンでも達明バンドでも
共に演奏する仲間でもあるから
僕もいつも以上にこの日を待ち焦がれていた。

受付は同期チームね。

笑顔溢れる家族対面のあとは人前式へ。

「おおっ、司会は西川司か〜」
話し始めるだけで会場の空気を変える司は
すでにベテランの風格がある。

「ミエクロのチャペル、いいね」

白と緑に彩られた空間は厳粛な中にも
温かな雰囲気なる。

笑いと涙が溢れる、いい人前式だった。

ミエクロといえば、ガーデン!

焼き立てのピザも

鮎もあり

もう最高の気分だ!

マキが新卒で入ったヴェルミヨンチーム。

これは10期だ!
「これだけいるとは、さすが黄金の10期生たちだな」

ミエクロの列席チームね。

これは三重チームかな。

マキの同期たち。

ブラスオールだ。

「よく見ると、大森はかわいい顔してるな」

いよいよ新郎新婦入場!

僕の役目は主賓代表あいさつ。

思わず涙が溢れた、ような写真ね。

乾杯準備で

ミエクロプランナーチームが魅せて

ドレスの紹介があり

鷲野総支配人がこの仲間を呼んだ!

「大森ユウキにちなんで、西遊記だな・・・」

大森とタッグを組んでミエクロを人気店に育てた
野間料理長が精一杯の十八番を披露して

今日のスペシャルメニューを紹介する。

大森の友人の余興のレベルは間違いなくAクラスだ!

抜群の歌と踊りと変なオチが最高に会場を沸かせた。

「負けられないぞ」ということで
PJたちと歌い踊り

新婦のマキを呼びよせて

トロンボーンを演奏する。

その演奏で歌ったのは「ラッツ&スター」に扮した

新郎大森とその同期たち。

「練習は嘘をつかないだろ」
坪井先生との猛特訓の成果が出て
「め組の人」は盛り上がりに上がった!
「アッパレ!10期生と達明バンドのメンバーたち」

ウェディングケーキはふたりの熱望により
パティシエのまさえが渾身の作品をつくった!

なぜかこのメンバーへサンクスバイトをして

マキは共に支え合った同期と中座へ。

大森は三兄弟の長男として
父親のような気構えを持ちながら育ったとのこと。

「お母さん、兄弟愛に泣けますね〜」

妹のいぶきちゃんは4年間
ミエルシトロンのPJとして働いた仲間でもある。
僕たちの感慨もひとしおの中座だった。

「このコーディネート、いいね〜」
和装で厳かに入場かと思いきや

やっぱりド派手にガーデンから

登場だ。

「うしろ姿も美しいね〜、マキは」

「雨予報だったのに、とうとう青空が見えたぞ」

シェフチームが三重の海鮮をこれでもかと仕込み
目の前でさばき

ブッフェタイムの始まりだ。

「ずっと、ここで飲んでいたいな」

「愉快な仲間と楽しいひと時は時間を忘れるね」

親友のスピーチに涙して

インタビューに笑い

涙し

花束贈呈へ。

「この日、誓ったことを忘れたらアカンぞ」
それは新郎が思うことだけど
結婚式から30年以上たった僕でも毎回思うこと。

「結婚式って、やっぱりいいな〜」

ゲスト全員がそう思ってくださる
結婚式を今日もできたと思う。

披露宴後は「ブラスプレゼンツ」ということで
こんなにも大勢の仲間が二人を祝福する。

この時間は担当プランナーにとって
やり切った感動と安堵の気持ちで胸がいっぱいになる。

「知香ちゃん、よくがんばったぞ!」


陰で支えたチームにもアッパレを。

「おめでとう!もう、言うことなしの結婚式だったよ」
大森はこれからもそのリーダーシップを存分に発揮して
ブラスを支えてくれよ!!