春に散る
エンゼルスの大谷がケガで試合に出られなくて
寂しい日々だなと思うのもつかの間。
ラグビーのワールドカップが始まり
サッカー日本代表がドイツ相手に堂々たる試合をし
全米オープンテニスではジョコビッチが36歳とは
到底思えない動きで優勝した。
忘れちゃいけないバスケのワールドカップは
盛り上がりに上がったしね。
(個人的にはワールドカップ会場の沖縄アリーナを
執念をもって世界最高のアリーナに作り上げた方が
影の最高殊勲選手だと思います)
そして今週は我らがプロテニスプレーヤー日比野菜緒が
ディフェンディングチャンピオンとして
ジャパンウィメンズオープンテニスに出場する!
さらに9月25日から東京で始まる
東レパンパシフィックテニスという
世界のトップが集まる大会に
日本人でただ一人本選から登場するのだ!!
「スポーツ観戦は、応援する対象がいてこそ成り立ち
思い入れが深ければ深いほど、熱くなる」
楽しみ満載のスポーツの秋なのだ。
そんな時に観た映画が「春に散る」

「男の子なら、一度はボクサーに憧れる」
かくいう僕も若かりし頃、ボクサーになろうと
ボクシングジムの門を叩こうとしたことまではある。
自分言うのもなんだが体質的に
体重が軽いわりにはスピードとパワーがあるので
ボクサー向きだと思ったのだ。
が、根性がまるでない自分をよく知っているので
すぐにあきらめた(笑)
しかし世界タイトルマッチはテレビで見続けているし
井上尚弥と村田諒太の世界戦も
リングサイドで観戦しているのだ。
そんな僕の自慢はさておき
この映画の主人公ふたりは超越した演技で
ボクシング映画史上に燦然と輝く作品を生みだした!
俳優がボクシングのシーンを演じることは
ド素人の僕でもかなり難しいと想像できる。
それを主演の横浜流星とその相手は
ものの見事に演じ切ったのだ。
そしてもう一人の主人公である
「広岡」を演じる佐藤浩市の熟練の演技はどうだ。
「シブい、もうシブすぎるぞ」
人は人生を終える時、何を思うのだろう。
ふたりがいかに春に散るかを
どうか映画館で確かめて欲しい。