2023.8 10 プラハオープン 出会いはホントに不思議なものでブラス創業の地である愛知県一宮市出身のプロテニスプレーヤー日比野菜緒選手と縁あってスポンサーとして応援することになった。このブログでもたびたび書いている通り世界を転戦している彼女をいろんな国で応援する僥倖に恵まれたことはスポーツ観戦が子供の頃から好きな僕にとって幸運としか言いようがない。7月末からチェコで開催されたWTAツアー「プラハオープン」。予選決勝で敗れてしまったが、本戦出場者に欠員が出たので“ラッキールーザー”として菜緒ちゃんの本戦出場が決まる。度重なる雨で試合開始は遅れている。スタッフのみなさんが何度も何度もコートを乾かして、やっと始まっても、雨による中断。それが何度も何度も繰り返された。準決勝では、最終セット5−2とリードしたところで、降雨の影響で翌日への順延。準決勝は緊張もプレッシャーもあっただろうが、サービスゲームをラブゲームでキープし、危なげなく試練を乗り切った。決勝のリンダ・ノスコワ戦では、圧倒的な粘りと強さで6−4、6−1と快勝!これには、ブラス本社でこの熱戦の生中継を見守っていた全員が歓喜に沸いた!2019年の広島以来のWTAシングルス優勝。WTAツアーで3勝目は、本当にすごい。しかも、それだけではない。カラシニコワと組んだダブルスでも決勝に勝ち上がっていた菜緒ちゃんは、シングルス優勝の数時間後には、再びダブルスのコートへ。ここでもフルセットの接戦を制し、単複ダブル優勝に輝いたのだ。試合後、菜緒ちゃんがインスタグラムでこんな素敵な言葉を綴ってくれた。------「100位に入りたいなら100位を目標にしていては入れないよ、もっとその先にあるものを見ないと!」そう映二さんに言われたのが一回戦の少し前。“その先”とはもっと高い目標という意味ではなく、常に自分を高めるためにベストを尽くすということ。雨で中断や延期がある中で、最後までいいパフォーマンスが出来たのは、きっと勝ち負けよりも自分のベストのプレーをしようと考えていたからだと思います大変な一週間でしたが、たくさんのスタッフに支えられて、たくさんのお客さんに応援してもらえた、こんな素晴らしい大会の一部になれたこと、とても嬉しく思いますここからまたさらに上を目指して頑張ります!!たくさんの温かいお言葉ありがとうございました------いつも感謝を忘れない、菜緒ちゃんらしい言葉。全米オープンが終われば、日本で開催されるツアーにも出場予定。みなさん、ぜひ応援よろしくお願いいします!僕にとっても忘れられない日になりました。