おめでとう!福井と菜帆

新郎はブラス新卒3期生として入社して
紆余曲折ありながらも今は京都のアトールテラス鴨川で
大活躍している福井大祐料理長。

新婦は新卒9期生の厨房メンバーとして入社して
ブラス女性料理人の中でも料理長たちから
絶大な信頼を得ていて現在はブランリール大阪で
副料理長をしている河原菜帆。

ブラス史上初とはそう、料理人同士の結婚式が
とうとう実現したのだ。

場所はふたりを大いに祝う為に
一番集まりやすいブルーレマン名古屋だ。

レマン厨房チームの気合の入り方は半端ない!

「そりゃ、担当プランナーも料理長もプレッシャーだよ」

受付にプレッシャーはないね(笑)

それにしても福井は、菜帆を待たせすぎだぞ。

それも福井がいっぱしの料理人になるために
修行を最優先にしたからだ(たぶん)

「毎週メニュー紹介しているのに
なんで間違えるの〜」(笑)

続いて二人の恋のキューピットであろう
同じ会場で働いて結婚した笹井夫妻が
はなむけの言葉を贈る。

「母の愛は偉大なのです」

ふたりらしい人前式のあとは
盛り上がっていこう。

同期チーム。

京都からほぼ全員が駆け付けた
アトールテラス鴨川チーム。

「ブランリール大阪からも大勢やって来たな〜」

菜帆が所属していたオランジュベールの面々。

福井が新人の頃に遊んでくれた
元ベージュの濃いメンバーだ。

「いかついな〜」
ほぼ全員が集まった、ブラス料理長たち。

なんと総勢70名以上のブラスオールだ!!

初夏の風が気持ちいいテラスで写真を撮りながら
ビールと一品一品丹念に作ったウェルカムブッフェを
味わうのは至福の時だ。

福井らしいオープニングムービーに笑い
ふたりの登場だ。

ミートペーパー(生肉を処理する紙ね)に
新郎あいさつを書くとは面白い!

僕は福井のやんちゃな頃のエピソードを話して
笑いを取ろうという心を押さえて
料理人としてここまで成長した二人へ
心を込めて感謝の気持ちを伝えた。

そして新郎新婦の主賓だからという理由で
ふたりのリクエスト曲「明日晴れるかな」を

菜帆の同期であるバイオリニストのシホと

バンドメンバーをバックに歌う。

「調子に乗って、アンコール曲も気持ちよく歌いました」

ビードレッセ自慢のドレスとタキシードを
ドレスマネージャーの西川司がビシッと紹介し

鈴木カツ総料理長が乾杯音頭をとると思いきや


いつものチームが登場してやっと乾杯だ。


「さぁ、ここから料理を楽しむぞ〜」

「スペシャルなコースが展開すること、間違いなし!」


それぞれの家族テーブルに新郎新婦が考えた一品を運ぶ。

「二人の共同作品だな」

メニュー紹介は福井と京都で共に働き
今はここブルーレマンの青木料理長が堂々とする。

レマンダンサーズを従えてね!

アトールテラスの卒業PJも来てくれるとは
うれしい限りだ。

ウェディングケーキはもちろん
パティシエが腕によりをかけてつくった!

プロを満足させる作品をつくることは
プロにとってもやりががある仕事なのだ。

「なんでこの二人がサンクスバイトなの・・・」(笑)

新婦は兄と中座。

福井は料理学校時代の同期たちと。

次の演出に、百戦錬磨の僕も痺れた!!

これだけ料理長たちが並ぶと、まさに圧巻の光景だ。

感動の涙が出そうになったのに
隣ですぐに号泣してる奴がいるから笑ってしまった。

3種類の肉料理をこのメンバーで仕上げていく。

「鴨にしようか、羊でいこうか、やっぱりフィレかな」

「福井、幸せモンだぞ!!」

お色直しをして

レマンダンサーズを従え

練習したであろうダンス入場だ。

新郎新婦が楽しそうにしていると
ゲストの僕らも一段とテンションが上がる。

なんのポーズか、全く覚えてないけど(笑)

そうだ、クイズ大会で盛り上がったんだ。
「僕はインチキしてません・・・」

さらに耕太郎支配人がお得意のレマン劇場が始まり

ダンサーが登場し

デザートビュッフェへ。

「和風デザートが新鮮だな〜」

ウェイティングルームでもやってるよ。

「レマン一座のみなさん、アッパレです!!」

親友のスピーチに涙し

なぜか指名された後輩の新里料理長や

長瀬料理長

さらにはブラス女性料理人の先駆けである
まりなが花を添える。

「お父さんもいい味だしてますね〜」

「福井と菜帆、二人にとってのベスト結婚式だったぞ」

「担当のルイプランナー、よくやった。大アッパレだ!」

披露宴後のブラスプレゼンツに参加するメンバーも
こりゃ、史上最多人数だ。

胴上げも迫力あるな。

この感動を胸に、必ずふたりの夢を実現するんだぞ!

影で支えたチーム力があればこそ
これだけの結婚式ができるのだ。

担当のルイと料理長のパルルは特にがんばった!

「おめでとう!福井と菜帆。
しばらくはウチでガッチリと働いて
何年か後に二人のつくった料理を食べに行く日を
今から楽しみにしているぞ〜」