BLUE GIANT
ブラスバンド部を卒業した社員に告ぐ。
「今すぐ 映画BLUE GIANTを観るべし!」
それもドルビーアトモスがある映画館で。

主人公の宮本大が吹いているのは「テナーサックス」
僕がブラスバンド部を結成した時から
吹いているのも同じくテナーだ。
だから、この映画の感動が倍増したと
まずは少々自慢しておきたい。
「どれだけ打ち込んだら、あの音が出せるのか」
曲がりなりにもサックスを10年以上練習しているから
主人公の魂の演奏が胸に突き刺さった。
そしてサックスの先生が
「サックス吹きなら、絶対に見逃してはいけませんよ」
と、ススメてくれた理由が痛いほどわかった。
よく社員に話すことがある。
「楽器が上達するのに、コツもなければ近道もないよ。
時間をかけて練習するしか道はないの。
すぐに手に入るものには価値がないと
楽器は教えてくれるぞ」
とにかくこの映画が好きだ。
映画を観て流す涙にもいろいろあると思うけど
演奏シーンのとてつもない迫力で
自然に涙が溢れて止まらなかったのは初体験だろう。
「みんな、そろそろ上映が終わってしまうよ」
絶対に映画館で観るべき映画ですから!