異動辞令は音楽隊!
ある程度の規模の会社ならば当たり前のこと。
「会社の命令とあらば、有無を言わずに従うもの」
そんな昭和の日本的な形式は徐々に薄れていて
それはいいことに決まっている。
が、お付き合いの深い銀行さんからは
「二週間前に辞令が出るので、すぐに異動です」
という厳しい話しをよく聞くし
「まずは単身で飛びます」
ということも現実だ。
ブラスにおいては、異動の最終的な決断をすることは
僕の重要な仕事。
考え抜いて決めているが
その判断が合っていたかどうかはその後の結果次第だ。
「ならばこの映画を観なきゃな!」

「異動辞令は音楽隊!」
「刑事一筋の俺が、どうして音楽隊なんかに異動なんだ」

鬼刑事である主役の阿部寛の叫びは
ブラス映画部の部長であり
この度「b−ドレッセと司会部」に異動になった
西川司の心の声と同じかもしれない(笑)

「まさか、部下まで引き連れるつもりか・・・」
どこで買ったか知らないが
映画部伝統の仮装をして鑑賞だ。
この映画の感想を書くと
「なんか知らんけど、面白かったナ」
よくある筋書き通りの展開ながら
時折クスクス笑えるし
「早く終わらんかな」と感じることなく
時間があっという間に過ぎたからね。

でも「みなさんも、ぜひ観て」とは言えない(笑)
ブラス映画部では鑑賞のあとは
お酒を飲みつつ映画の感想をケンケンガクガクに
語り合うのが恒例だ。
が、今回はまったく盛り上がらなかったし(笑)
それでもヒロインの清野菜名さんは
僕と同じく愛知県稲沢市の出身で
娘の同級生ということもありずっと応援しているから
菜名さんの演技とトランペットを吹くシーンだけでも
観る価値が十分あると言いたい。
それに音楽映画のいいところなのだけど
音楽隊がラストに演奏する曲に感動することは
間違いない!
結論は「いい映画なので、みなさんもぜひ」