b-ドレッセ 静岡店オープン!
最高のドレスが必要なのです」
と、力説し続けてきた。

それをカタチにしてきたのが
直営のドレスショップである「b-ドレッセ」

直営のハウスウェディング会場を
数多く持つブラスにとって
それぞれの会場にドレスコーナーを設けることは
やってやれないことはなかった。

しかし、それはウチが成長していく上で
安易な道であり、やらない方針ですすんできた。

僕がこだわる「ハコ理論」にのっとるなら
最高のドレスを提供するために
それに相応しいドレスショップが必要ということだ。

新しく誕生した静岡店は
今、考えうる、ベストドレスショップだ!
「もちろん僕がすべてをデザインしました」
いうのは大嘘で
6年前にb-ドレッセに新卒として入社した
河合美憂がやり遂げた。
「まさか実の娘に、これほど助けられるとは・・・」
子供の頃のことを思うと、信じれられない。
細部に渡って、ここまでこだわったお店をつくるとは
アッパレであり、僕のようなジジイのセンスでは
とても及ばない領域だと痛感した。

ゲストのみなさんに静岡店を披露した後は

徒歩3分の場所にある
ラピスアジュールに案内する。


本の宣伝もしつつ

自慢のガーデンでウェルカムパーティー。

「今日のドレスコードはトリコロールだけど
これは勘違いしてませんか、エバタさん」

そして3年ぶりに新しいお店の
オープニングレセプションが始まる。
「これをやらんと、ブラスじゃないからね〜」

まずは静岡店のメンバーが新人から店長まで
艶やかなドレス姿で登場だ。

「日比野店長、よくここまで成長したな」

思わず涙しつつ
とうとうこの日を迎えられた感謝を述べる。
「結婚式屋が自分たちのイベントを
おもしろおかしくできないなら
お客様の結婚式を
ベストに導くことなどできるはずがないでしょ!」

父親譲りなのか母譲りなのかはわからないけど
娘というより責任者として堂々と話す姿に驚く。

あまり知られていないけど
ドレッセ全体のマネージャーに就任した
西川司もここで登場して乾杯へ。
「田原俊彦、らしい」(笑)


「惜しげもなくドレスを着るとは、これもアッパレ!」


マスヤ料理長率いるアジュールチームが
踊るキッチンオープンで魅せて

静岡ならではのコース料理をゆっくり味わう。
と、言いたいところだが
ウチのパーティーはイベント目白押し。

誰が名付けたか「河合達明自己満足企画」をここで上映。

これは2年前の千葉のアコールハーブ用につくったもので
お蔵入りになっていたのだが
満を持してここで披露した。

25分という大作をつくった
リリックスチームに感謝しつつ
己の才能の無さに唖然として
画家への道をあきらめたのだった(当たり前)

「僕の作品を笑ったみなさん。
では、描いてもらいましょう!」

それぞれのテーブルの代表者が
ウェディングドレス姿のモデルをデッサンする。

ちなみに左の真剣な表情で描いている方は
東京を代表するギャラリーを経営するキクタケさん。
「見る目はプロだけどな・・・」

審査するのは愛知県出身であり
新進気鋭のアーティストである三瓶玲奈さん。
僕は彼女の作品に惚れ込んでいて
作品を数多く購入し本社と各店に飾っている。
(みなさん、見に来てください!)

玲奈さんが選んだデッサン大賞は

意外や意外な方が受賞した!

思わぬ才能を見せた方がいて
「えっ、ドレスデザイナーなのに・・・」
「あれっ、画廊を経営しているのに・・・」
参加したみなさんが真剣に向き合ってくださった結果
デッサン大会は大いに盛り上がったのだった。

チャペルへ移動して
レセプションでは3年ぶりに達明バンドの演奏。

「ご来場大変ご足労さん」by 炎の聖歌隊(クワイア)

「桑田さんの名曲の数々を
バンドメンバーと共に歌えることが最高に幸せです」

ダンス部も踊ってくれるし!

名誉の負傷?をしたベースの下野くんも
一歩も動かずにやり切ったね。

「みんな、ありがとね〜」

ライブのあとはガーデンでデザートと共に
心地いい時間を過ごす。

恒例のベストドレッサー賞を選んだのは
ドレス業界の女王だと思っている
山城葉子大先生とドレッセを陰で支えてくれている
ナカジー先生。
「まさか、名古屋で一番顔が大きい
ワッキー社長を選ぶとは・・・・」
ヒトミ先生の和装は貫禄の受賞だ。

静岡店の出店に尽力してくださった方々に
最後は感謝の気持ちを表し

河合専務が締めくくる。

と思ったら、やっぱり出た!
二人のコントでやっと帰れると
ゲストのみなさんが思ったとしたら甘い(笑)

「これがなくっちゃ、終われない」
僕ですら忘れかけていた、鷲野総支配人の時間だ!

「はい、おしまい・・・」

2年前につくったらしい
変なTシャツを着たドレッセの新人チームが
集合写真の音頭をとり、久々のパーティーを締める。

「いつの日か、日本一になろうぜ!」
その為の新しい船出に相応しい
考えうるベストパーティーができた。
「みなさん、ありがとうございます」