街角ピアノ
検索したら今は
「空港ピアノ・駅ピアノ・街角ピアノ」
というタイトルだった。
何気なく何度も見たことがあるのだが
海外の空港とか駅の映像が中心だった。
ところがこの番組の影響かどうかは知らないけど
日本の各地にもピアノを置いて
「どうぞ自由に演奏してください」
そんな場所が増えた。
ウチの会場が二店舗ある浜松市は
楽器の街として有名だから
新幹線浜松駅にもこうして置いてある。

僕は浜松に来るたび
このピアノで演奏を披露している。
というのは嘘で
ピアノは弾けないから演奏できるはずがない・・・。
「もしもピアノが弾けたなら」
そんな気持ちを抱いたことが
多くの人にあるはず。
「昔のヒット曲のタイトルになるくらいだからね〜」
(知ってますか?歌っているのは西田敏行だよ)
それで書きたいことの本題なのだが
昨年末に結婚式でピアノを弾いた
ゲストの方から言われたことがある。
「調律はしてあるけど
このピアノはあんまり音を出していませんね。
だからいい音が出ませんよ」
それはその通りだ。
ギターだって高級品を買ったところで
弾かなけりゃいい音は出ないことを
身をもって感じている。
(長いことギター弾いてますから)
それならばやることは一つ。
「結婚式でピアノを披露する方の為に
それぞれのお店のピアノをもっと弾くのです!!」
プランナーでも料理人でもパティシエでもいいし
上手い下手はどうでもいい。
「みなさん、時間を見つけて弾いて下さ〜い」
それに小さい頃にピアノを習っていた子は
それぞれの会場に必ずいるはずだから。
「よし、俺も今年はピアノを練習するぞ」
と、思ったのだが
僕は下手くそなテナーサックスを練習しないとね。
これも「いい結婚式」をするために
「つなぐ」ことの一つなのです。