モンスター井上尚弥 2021 in 両国国技館
埼玉スーパーアリーナで観戦し
大ファンのひとりとなった。
ボクシングファンでなくとも
井上尚弥がどれほどスゴイボクサーか
何となく知っていると思う。
「日本が生んだ
日本ボクシング史上最強のボクサー」
これに異論がある人は、ほぼいない。
それもそのはず
すべての階級から最も強い選手を選ぶランキングで
世界のトップの座を争っているのだから!!
そうなると主戦場はボクシングの本場中の本場の
ラスベガスになる。
だからもう、日本では井上尚弥の試合を
観ることはできないと思っていた。
ところが幸か不幸か
コロナの影響でなかなかマッチメイクができず
久しぶりのタイトルマッチが日本で実現したのだ。
そして幸運なことに
経営者仲間が尚弥のスポンサーをしているので
今回もリングサイドの席を確保することができた!

場所は両国国技館。
言わずと知れた相撲の聖地だ。
相撲は子供の頃はかなりのファンだった。
「黄金の左、輪島が好きだったな」(古い)
憎らしいほど強かった
北の湖との優勝決定戦に
興奮したことをよく覚えている。
「千代の富士が横綱に上り詰める頃も良かったナ」
中学時代の同じクラスのマドンナが
大ファンだったし。
そんなことを思い出しながら
初めて国技館に足を踏み入れた。
「これは、見やすいわ」
相撲の土俵とリングはサイズがよく似ているから
ボクシングのビッグマッチにピッタリの会場だ。
でも「ハコマニア」の僕としては
じっくり観察するといろんな粗が見えてくる。
「相撲の聖地なら、もっと磨き上げて欲しい」
と、思わざる得ない。
スポーツイベントも結婚式も
それぞれに合ったベストのハコがあってこそ
選手とスタッフとで最高の試合を
つくることができるのだから。

井上尚弥はもちろん勝ったのだが
モンスターらしい試合とは言えず
本人は試合終了後のインタビューで
反省の言葉を口にしていた。
が、僕たちファンは
8ラウンドまで試合を楽しむことができたから
逆に満足感があった。
ボディを打たれても、打たれても
立ち向かう挑戦者の姿も素晴らしかったしね。
しばらくは井上尚弥と共に歩める
ボクシングファンは幸せなのです。
PS.

忘れちゃいけない地元のチャンピオン
田中恒成くんの応援もお願いします!
誠実で気さくなイイ男なんです!