グッドウェディングアワード 2021
グッドウェディングアワード。
今年で11回目の開催だ。
どんなコンテストも始めは上手くいかないし
その業界からは批判めいたことを浴びる。
例えば映画の日本アカデミー賞が創設された頃は
ケチョンケチョンにけなされたことを覚えていて
それが今では権威ある賞になっている。
世界的なコンテストも日本だけのコンテストも
はたまた地方で開催される小さなコンテストにしたって
歴史を重ねることに意義があり
目指すべき存在になると思うのだ。
なのでここで僕が反省すべきことは
「すいません。始めは怒ってました・・・」
と、告白せざる得ない。
まだまだ11年目なので
リクルート総研はカイゼンを重ねて欲しいし
僕たち応募する側は
レベルを上げ続けなければならない。
そしていつか
すべてのウェディングプランナーが目指すべき
アワードになることを願うばかりだ。

今年は7月6日に東京の三井ホールで
リアルでの開催だった。

といってもいつものように
ホールが満席に近い応援団や学生で埋まることはなく
ファイナルにすすんだ会社のメンバー20名が
参加を許されている。

もちろんブラスは御覧の通り
精鋭部隊を送り込んだ!

ファイナルにすすんだのは
新卒4期生でウェディングプランナー一筋に
経験を積んできた「フジナミ」こと藤井菜実プランナー。

ブラス歴代のファイナリストたちは
招待枠での参加。
ブラス内では泣く子も黙る
ベテランばかりだ(笑)

「フジナミ、俺が教えた通りやるんだぞ」
「えっ、社長から教えてもらった
覚えはありませんが・・・」
アホな会話をしつつ緊張をほぐす。
そして始まったファイナリストたちのプレゼン。
ひとり10分の持ち時間で映像と音楽を駆使し
いかに「いい結婚式をプランニングしたか」を
表現していく。
今年のプレゼンはすべて
コロナ禍で行われた結婚式が対象だ。
なのでコロナ禍においていかにプランニングをし
いかに実行したかが問われる。
今年ならではといっていい。
フジナミの登場は8人の中で8番目だ。
「素晴らしいプレゼンだった!」
僕のセリフを入れた効果も抜群だった(笑)
笑いの要素を入れたのも
さすがフジナミとアージェントパルムチームだ。
そして結果発表。
クリエイティブ賞からソウル賞
準グランプリの発表を聞く。
「呼ばれるなよ、グランプリであってくれ」
祈るような気持ちで見守る。

「グランプリは藤井菜実さん!!」

「フジナミ、おめでとう!
13年間コツコツ積み重ねてきたご褒美だよ」

ウチらしく、ビシッと記念撮影。
「字体が力強くて、カッコいいな〜」

パルムチームの支えがあってこそのグランプリだ。
「チームでいい結婚式をつくるのは
もう当たり前であり、チーム力なしでは
最高の結婚式はつくれるはずがない」
フジナミのその言葉がうれしかった。

苦楽を共にした同期チーム。
「フジナミも頑固だったからな〜」(笑)

一昨年グランプリを獲得した温子プランナーと。
「これで、二人目だな!」(史上初かな)

本社も大会議室でこの様子をオンラインで見守った。
「本社も各店も、大盛り上がりでしたよ!」
二重三重の喜びだ。
「こんなコンテストがある業界にいて、幸せだな」
そして毎年思う。
これから結婚するカップルが
ウェディングプランナーとその所属する会社を指名して
成約する時代が来るとイイ。
そんな足音がほんの少しだけど聞こえている。
「おめでとう!フジナミとパルムチーム」
ブラスのウェディングプランナーには使命がある。
その使命とは何か。
「また一歩、次の一歩
足音を踏み鳴らしてすすんでいこう!」