2021.2
コロナと潜水服
緊急事態宣言中ということもあり
家で過ごす時間がたっぷりあるので
以前にも増して好きな小説を読みふけっている。
そうなるだろうと思っていたのだが
本を読んでいてもなぜか集中が続かない。
正月に読もうと買い込んでいた本も
今だ積読(読まないまま積まれた本ね)状態だし。
そんな中でもこのコロナ禍の中でこそ
読んで欲しい本を二冊紹介したい。
ブログの「本のこと」コーナーも
随分更新していないし。
まずは僕の「迷わず買う作家リスト」のひとり
奥田英朗の新作を。
短編が5つ入っている短編小説集だ。
「短編はあまり読んだことがないんです」
本の話をブラスメンバーとすると
そんな声を多く聞く。
「それは小説の楽しみを半分放棄しているね」
僕の短編小説の楽しみ方は
お風呂で半身浴をしつつ短編の半分を読み
そのまま寝る前に残りを読み切る。
ま、自慢するほど独創的なことではないけど
読後感が爽快な小説を選べば
気持ちよく眠ることができる。
この「コロナと潜水服」は間違いなく
優しい気持ちで眠りにつくことを保証する。
それとは正反対に寝る前に読み始めると
ハラハラドキドキでページをめくる手を
止められなかったのがこれ。
誘拐ものはミステリーの題材として
海外でも日本でも多く取り上げられてきた。
数多くの作品が映像化もされてきたし。
そんな中、あの百田尚樹が
現代の誘拐ミステリーに挑んだのだ。
「そうか、そうか、そういうことだったのか・・・」
この時代でこそ起こりうる事件を
百田さんは極限まで書き切っている!
後半は特にハラハラして
読んでいて心臓の鼓動が上がる。
緊急事態宣言も延長してしまったし
ワイドショーはもう見たくない。
「みなさん、本を開きましょう!」
家で過ごす時間がたっぷりあるので
以前にも増して好きな小説を読みふけっている。
そうなるだろうと思っていたのだが
本を読んでいてもなぜか集中が続かない。
正月に読もうと買い込んでいた本も
今だ積読(読まないまま積まれた本ね)状態だし。
そんな中でもこのコロナ禍の中でこそ
読んで欲しい本を二冊紹介したい。
ブログの「本のこと」コーナーも
随分更新していないし。
まずは僕の「迷わず買う作家リスト」のひとり
奥田英朗の新作を。
短編が5つ入っている短編小説集だ。
「短編はあまり読んだことがないんです」
本の話をブラスメンバーとすると
そんな声を多く聞く。
「それは小説の楽しみを半分放棄しているね」
僕の短編小説の楽しみ方は
お風呂で半身浴をしつつ短編の半分を読み
そのまま寝る前に残りを読み切る。
ま、自慢するほど独創的なことではないけど
読後感が爽快な小説を選べば
気持ちよく眠ることができる。
この「コロナと潜水服」は間違いなく
優しい気持ちで眠りにつくことを保証する。
それとは正反対に寝る前に読み始めると
ハラハラドキドキでページをめくる手を
止められなかったのがこれ。
誘拐ものはミステリーの題材として
海外でも日本でも多く取り上げられてきた。
数多くの作品が映像化もされてきたし。
そんな中、あの百田尚樹が
現代の誘拐ミステリーに挑んだのだ。
「そうか、そうか、そういうことだったのか・・・」
この時代でこそ起こりうる事件を
百田さんは極限まで書き切っている!
後半は特にハラハラして
読んでいて心臓の鼓動が上がる。
緊急事態宣言も延長してしまったし
ワイドショーはもう見たくない。
「みなさん、本を開きましょう!」