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末永く、お幸せに

結婚式を題材とした小説となると
すぐに読みたくなる。

作者が、あさのあつこさんならなおのこと。


主人公の結婚披露宴に出席している
ゲストの心情を綴った小説だ。

8名がそれぞれの想いを言葉にのせて
心の中とスピーチで新郎新婦に向けて語り続ける。

小説を評論したり、深読みできるほど
僕は優れた読み手ではない。

ただ、結婚披露宴を舞台としたこの小説だけは
評論家のみなさんとでも互角に渡り合えると思う。

そりゃ、毎週毎週現場を見てますからね。

当たり前だがほとんどの結婚式は
これほどドラマチックではない。

しかし、それぞれの新郎新婦が生きてきた過程があり
出会った人々が一堂に集う場が結婚式であるならば
確かにそこで語られるべき物語があるのだ。

そして結婚式でしか語ることができない
言葉があると僕は信じている。

第一話は友人のスピーチ。

何度も何度も書き直した原稿を見ながら
友人は新婦に向かって語り続ける。

途中司会者が
「どうぞ、お続けください。もっとお聞かせください」
と、言葉を挟む。

素晴らしい!

日本中の司会者の中で
これを言える司会者がどれほどいるだろうか。

第三話は二人の担当ウェディングプランナーが語る。

披露宴会場は小さなホテルで
一日に二組しか結婚式をしない。

担当プランナーは
大手のホテルのやり方が合わずに
この小さなホテルに転職してきた設定だ。

作者はプランナーの仕事について
深く考え抜いていると思う。

披露宴中に担当プランナーが
部下に指示を出す場面がある。

「あの子どもさん、少し退屈しているみたいだから
なんとかしてきて」

ウェディングプランナーが現場で
そんな指示を出せるとしたら素晴らしいことだし
隠れたファイプレーだと思う。

新郎新婦と信頼関係を
しっかり築いているからこそやれることがあり
築いてなければやれないことが沢山あるのだ。

「こんな仕事をするプランナーが
この日本に増えるといいナ」

思わずにはいられない。

しかしだ。

専門家ではない作者に
ツッコんでもしょうがないことはわかっている。

そのホテルのプランナーは
たった一人で全件の担当をしているとの設定だ。

「そりゃ、現場で毎回仕切ることは不可能だよ」

と、呟きながら
過去に読んだ結婚式に関するどの小説よりも
リアルな物語の中に入り込む。

いい場面の連続だ。

どれもこれも担当プランナーの判断と
会場の協力がなければ実現しない。

そしてそれがなければ
ゲストひとり一人の胸に
感情の波が起こりようがないのだ。

結婚式は新郎新婦を祝いながらも
自分自身の過去と未来に
思いをはせる時間が訪れる。

最後は新婦の母が語り
花嫁の手紙で小説は終わる。

仕事では泣かないけど
本の中の披露宴で図らずも泣けてきた。

この最高の結婚式小説を
社員全員に配りたいところだけど
本は自分で買って読むことにも価値がある。

ぜひ、ぜひ、本屋さんでもアマゾンでも
まずは買おう!

河合達明

自信を持っておススメします!!
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