満州国演義 1〜9
律儀にも僕のブログをチェックしてくれている人が多いらしい。
「僕に会った時は、遠慮なく感想を述べてくださいね!」
中には隠れ本好きがいるみたいで
僕がおススメする本を
これまた律儀にも読んでくれているらしい。
本好きにとって
おもしろい本を互いに共有できることは大きな喜びだ。
なので、たまには本好きに
挑戦状を叩き付けたい(笑)
「読めるもんなら、読んでみろ!」
長い物語だ。
僕は今年の1月から
月に一冊ずつ刊行されるこの文庫を
9月まで読み続けた。
風呂の中で(半身浴読書が日課ですから)
作者の船戸与一は
癌に侵されながらこの大河小説を書き続け
完結した直後に力尽きて亡くなった。
「昭和の歴史は、これを読むとわかる!」
だがしかし、小説である以上
史実に基づきながらも極上のエンターテイメントに仕上がっている。
歴史にタラレバはないが
「もしもあの時
日本のリーダーたちが道を間違えてなければ・・・」
そんな想像をしながら読むのも
歴史小説の醍醐味なのです。
コメント一覧 (2)
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- 2016年10月20日 12:39
- 大竹さん、蝦夷地は25年前に読んだのですっかり忘れてます・・・。読み返したいですね〜。
船戸与一、大好きです。
「蝦夷地別件」もお読みになりましたでしょうか?