本日は大安なり
「本日は大安なり」を遅まきながら読む。
作者の辻村深月さんの本は
このブログでも紹介したことがある。
(「島はぼくらと」は面白かった〜)
本屋さんに行けば
新刊が平積みされていて
直木賞も取っている人気作家が辻村深月さんだ。
それでも「結婚式場を舞台とした小説」ならば
どうしても読みながらツッコミを入れたくなる。
ドラマ化された時はテレビに向かって
「いい加減にしろ〜」と
やや大きめの声で何度も呟いた末
「だったらもう、見ないで」
と、娘に怒られた・・・。
そして文庫化されたのを機に読んだこの本。
ブツブツ言いながらもスイスイ読み進み
最後は
「さすがだ!辻村さん」
結婚式業界に対する鋭い洞察に
喝采を贈りたくなった!
主人公であるウェディングプランナー山井多香子の
「どんなお客様であろうと私の担当であれば
全力を尽くしてベスト結婚式にしてみせる」
その言葉に!
だがこの式場
担当プランナーは結婚式当日に立ち会わないシステム。
「それは、おかしい」
と、書いてくれたことも
僕はうれしかった。
主人公が抱える矛盾もそこに行きつくと思う。
「ウェディングプランナーがウェディングプランナーらしい仕事をする」
僕はそれが最も大事なことの一つだと思い
ブラスを経営している。
結婚式業界に携わるみなさんに
自信を持っておススメします!
PS.
昨日は平湯から豊橋の夏祭りに直行!
アルダンらしい夏祭りだった!
こうしてTシャツまで作って参加してくださるお客様に感謝!
ブラス一号店であるルージュブランが
一番ピンチに陥った時助けてくれた
美人料理人「たまちゃん」とも奇跡的に再会!
10年ぶりにお礼を言えてよかった。
これまた一号店創業時に結婚式を挙げてくださった
当時の名物カップルともここで再会!
「豊橋に引っ越したんで、ここの夏祭りに参加しました」
これはうれしい!
お近くのブラス会場での参加もアリだと教えてもらったのだった。