ひとひらの雪
ヤフーニュースを読み
しばらく呆然となる。
「もう、なべ淳さんの新刊を読むことはないのだ・・・」
そう思うと
さらに悲しさが募る。
若いころから
ほとんどの著作を読んできた。
エッセイを読めば
「こんな風に生きられたらナ」
と、男なら思うはずだ。
お年を召されてからのエッセイなら
「こんなジジイになりたいぞ!」
と、思わずにはいられない。
元々お医者さんなので
医療を題材とした小説も多いが
何と言っても恋愛小説だ。
(代表作はやっぱり「失楽園」と「愛の流刑地」なのでしょうか)
男女のことしか書いてないのに
上下巻の分厚い本が全く飽きない。
「よし、感謝の気持ちを込めて読み返そう」
なにがいいかな。
映画にもなった
中期の名作「ひとひらの雪」にしよう。
みなさんもぜひ!