手紙
一日になってしまった。
「すべては自分が招いたこと」
そんな日は稲盛さんの本を開く。
「人生というのは魂の修行の場ではないかと考えている。
苦難は魂を純化、深化させるために与えられている試練であり
成功もその人間がどこまで謙虚でいられるかを試すものでしかない」
by稲盛和夫先生。
ダメな日は、いつも謙虚な心を忘れた時に訪れる。
というより傲慢になった時。
そんな日だから早めに家に帰ると
一通の手紙が届いていた。
この人がいなければ
「今のブラスの発展はない」と断言できるほど
尽くしてくれた僕の恩人からの手紙だ。
なにはともあれ
元気そうでよかった。
そうだ!お互い本が好きだったので
僕が当時も今も一番好きな宮本輝さんの
「錦繍(きんしゅう)」を無理やり読ませたんだ
これは「書簡体」といって
手紙のやり取りで構成されている小説。
「社長、わたしもファンになりました」
そんな出来事を思い出した。
ほとんどをPCのメールかスマホのラインで済ませてしまう
今日この頃。
「拙くてもいいから、手紙を書こう」
そう思った。
そして人生は長い。
老後にもう一度起業する予定ですから
また一緒に苦労しましょう(笑)











































































