野心のすすめ
迷わず
「林真理子さんです」と答える。
もう圧倒的に面白い小説を
様々なテーマで書いてくれる。
やはり女性が主人公の本が多いので
「女って、こんなこと考えてるのね・・・」
読んでいて空恐ろしくなる場面もしばしばあり
それが社長業に生かされている。
とは思わないが
待望の新刊が発売された時は
「読書における至福の時」がすでに約束されている。
そんな林さんが珍しく新書で
自らの恥ずべき過去を告白した上で
世に出ようとしている若者にエールを贈っている。

野心のすすめ (講談社現代新書) [新書]
やはり女性に読んで欲しい。
とりわけ第四章の「野心と女性の一生」を
ブラスの女性メンバーに印刷して手渡したい程だ。
「そんなセコイこと言わずに、全員に買ってやってください」
そんな声が聞こえてきそうだ。
でも本は、よほどの熟練者でない限り
自分で買わないとなかなか読まないもの。
新書だからお手軽価格だし
ぜひ買ってほしいナ。
「プランナーとして数々の経験を積み
結婚してからも仕事を続けるウチの女性陣を
益々応援する会社をつくろう」
第四章を読み
僕も思いを新たにした!
あっ、もちろん独身のままでバリバリ働く女性陣もね!