どちらとも言えません
敵地で二連勝しながら
ホームで三連敗とは・・・。
しかしながら敬愛する落合監督の
「瀬戸際に追い詰められないと、ウチの選手はやる気にならないから
ちょうどいいんじゃないか」
この発言には笑った。
トコトン選手を信じる落合監督ならではだ。
ベテラン谷繁の37打数?無安打も
「それでもプロ野球選手か」とさすがに言いたいところだが
日本のスポーツ記者は全然責めない。
アメリカではスポーツ記者を
「ビートライター」呼ぶ。
彼らはもう情け容赦なく、選手を徹底的に叩く。
イチロー選手がシアトルの地元紙に
ひどい扱いを受けているのは有名な話だ。
(僕たちから見ると、腹が立つ記事ですが)
アメリカだけではなく
ヨーロッパのサッカー記者も
不調の選手を徹底的に非難する記事を書く。
ドルトムントの香川がちょっと不調になっただけで
去年あれだけ大活躍したのに
ドイツの記者は情け容赦なく書きまくる。
どっちいいのかはともかく
厳しい目が選手を成長させていることも確かだろう。
ま、中日にしろ巨人にしろ
自分とこの親会社が新聞社だから
子会社である球団を非難する記事を
全く書かないことは大きな問題だと思う。
そんな活字好きスポーツファンの
溜飲を下げてくれるのはこの本だ!
大好きな作家奥田英朗のスポーツエッセイ第二弾
「どちらとも言えません」

どちらとも言えません
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「中田翔よ、思い切って名前を「中田勝男」に変えたらどうか」
そんな面白いスポーツエッセイが満載なのだ。
スポーツ観戦オタクには
ぜひとも読んで欲しい!