下町ロケット
本の業界?でランクが低く見られているらしい。
なのでこの小説が直木賞を取ったことは
快挙だと新聞に書いてあった。
著者の池井戸潤さんは銀行出身で
長くビジネスの現場に身を置いていた。
(銀行を舞台にした小説も抜群に面白いです)
小説は経験がなければ書けないというわけでない。
が、ここまで企業の内部と経営者の気持ちを
書ききれるのは経験があればこそだと思う。
会社を経営する身としては
この本は爆発的に売れて欲しい!
大げさに言うと、日本の為に。

下町ロケット
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主人公は佃製作所の佃(つくだ)社長。
タイトル通り
下町にある中小企業が大企業を向こうに回し
ロケットの部品を作る物語だ。
僕は一気に読み切ったのだが
読んでいる間は完全に佃社長になり切っていた。
資金繰りに困る場面。
大企業の汚い妨害に会う場面。
部下の離反に心を痛める場面。
「俺なら、どうする?」
社長がギリギリの判断をする場面は
読みながらドキドキだった。
経営に携わる人はもちろん
すべてのビジネスマンに読んで欲しい。
河合達明
この「下町ロケット」を自信を持っておススメします!
毎日楽しく読ませて頂いております。
最近読む本がなくなってしまったので、下町ロケットをさっそく探してみます。
もしよろしければ、本を探す上でのポイントを教えてください!