横道世之介
「最近おススメの本を教えて下さい」
と、学生さんから質問されたが
自信を持って答えられなかった。
しかし今週読んだ本を
就活生のみなさんに自信を持って紹介したい。

横道世之介
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本との出会いは不思議だ。
今週は息子が東京の大学に進学するため
てんやわんやの一週間だった。
(ギリギリまで進学先が決まらなかったので・・・)
で、この本は
主人公世之介が東京の大学に通うため
田舎から上京した場面で始まる。
読み進むとあら不思議
「息子が通う学校と同じだ」
今週僕が歩いていた道の描写が
本の中に出てくる。
物語は世之介の大学一年の時の青春と
約20年後を行ったり来たりしながら進む。
世之介は
「こいつと友達になりたいな〜」
と心から思ういい奴だ。
だからちょっと苦くも楽しい青春小説だったらいいのに
そうはさせてくれないのがこの作者だ。
本が終わりに近づき
世之介と別れるのがつらくなってくる。
読むスピードがゆっくりになっていく。
そしてラストは
悲しくも希望に満ちたシーンで終わる。
就職活動を懸命にがんばる
学生諸君の心に間違いなく響く物語だと思う!
河合達明
今回は絶対の自信があります。
ブラスという会社、社長さんに出会うことができてよかったです。ありがとうございました。