ブラス登山部2008
3年目のシーズンを迎えた。
1年目は富士山。
2年目は御岳山を登った。
3年目は吉田部長の決断で
「山小屋へ泊まる」
をテーマに北アルプスへ向った。
8月8日午前6時半
若干の寝坊者(僕です・・・)は、出たものの
ブルーレマンを旅立つ。

いつもお世話になっている
つばめ交通さんのバスに揺られ
北アルプスを目指すが・・・
「奥飛騨地方、大雨洪水警報」
ほぼ土砂降りの雨だ。
が、しかし
なんという幸運だろう。

眠気覚ましの
大カラオケ大会を終え
登山口がある
上高地に着くと
晴れ間が見えるじゃないか!
「すごいぞ、吉田君」
思わず叫ぶ。
そして久しぶりに訪れた上高地は
本当に美しい。

ゆっくりと上高地を歩き
登山口へ着く。
吉田部長と
山の達人パティシエ牧野が選んだ山は
北アルプス唯一の活火山である
焼岳だ。

美しい山々と
緑の木々に囲まれ
体が浄化するようだ。
小川を越えていくのも楽しい。

富士も御岳も
夜中に登ったので
元気一杯の昼間に登ることが
たまらなく嬉しい。

「ヤッホー」などと
ハシャイでばかりはいられない。
油断すると命が危ないのが
登山だ。
こんな難所は
集中と声をかけるのが大事。
それにしてもこの
15メートルのハシゴは圧巻だった。
ゆっくりと全員が登るのを待つ。

そして午後4時前に
今日の宿泊先「焼岳小屋」に無事到着。
「これが山小屋か〜」
クリーンな施設に慣れきった僕は
一見オンボロの小屋に唖然とする。

が、しかし
山小屋を管理する青木さんの
想像以上の料理に感動し
少々酔っ払いながら
みんなで大いに盛り上がる!
「これが山小屋の醍醐味だ〜」

もちろん山ですから
暗くなるとランプだ。
消灯は8時半・・・。
でも、小屋の屋根裏に
ビッシリと敷き詰められた布団のなかで
15名全員
ぐっすりと眠ったのであった。
明日に続く・・・。