手紙
為になるから読むけど
小説は読まない」
そんな話をよく聞く。
そうだろうか?
その答えはどうでもいいのだが
つまるところ
本には二種類しかなく
「面白いか、面白くないか」の
どちらかだろう。
人によって、面白さの種類が違うだけだ。
で、東京往復の新幹線で読んだ
本の話である。

重苦しい内容の小説だ。
「両親がいない上に
強盗殺人で服役中の兄を持つ
弟の物語」
こう書いただけで
重さがわかると思う。
作者東野圭吾は
高校3年の弟が
大学受験を断念するところから始まり
「これでもか、これでもか」
と、僕たちが目を背けたい
現代社会の現実を
突きつけてくる。
読者に
同情すらさせてくれない。
救いようのない物語なのだ。
僕はきっと
最後に希望が書かれている
と信じて読み進めた。
590円と
約4時間を費やしても
読む価値はあると思います。
みなさんもぜひ!
コメント一覧 (4)
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- 2006年10月21日 19:54
- うーん、社長の薦める本はことごとく当たりですからね。
でも、重いの読む気力が・・・
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- 2006年10月22日 16:11
- 「手紙」
私も、今読んでます!!
河合文庫の中には、たまに掘り出しものがあるので、また貸してください。
追伸
レマンの司会衣装・・・・
なんちゃって漫才師っぽいですけれど
大丈夫だったんでしょうか!?
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- 2006年10月23日 23:58
- tomoさん、宮部みゆきはいいですね〜。
けっこう好きです。
時空さん、絶対読むべし!
ほづみん、感想聞かせて。
私は、宮部みゆきさんの小説にハマッテいます。《火車》お薦めですよ!!次は、模倣犯を読もうと思います。