今年のベスト1
それにあわせて
ブログも休もうと思ったが
書きたいこともあるので休み中も続行だ。
やはり本好きとして
この一年のランキングを発表したい!
毎年自分の中で思うだけだったが
こうしてブログに書ける事がうれしい。
とはいえ、そんなに量を読んでいないのが寂しい・・・。
起業するまでは毎年120冊ほど小説を読んでいたが
今年はたぶん60冊ぐらいだと思う。
(その分ビジネス書が格段に増えた)
それではいきなり第一位。


この本を読むのに
何時間費やしたかわかりません。
読むスピードは決して遅くない
と思うのですが、
圧倒的な情報量の多さに
馬鹿な頭がついていかないのです。
間違いなく歴史に残る小説家
村上龍が、全精力を注ぎ込んで
書き下ろした大作ですから
軽く読む読書とは程遠いです。
僕は何度も何度も読み返しながら
読みきりました。
内容を要約して伝えることは
できませんので
あとがきから抜粋します。
一昨年の暮れ、わたしは突然平壌を舞台にして
プロローグを書き始めた。
そんなことができるわけがないが
書かないと始まらない、と思いながら書き始めたのだ。
そして結局同じような思いをずっと抱きながら、
つまり「書けるわけがないが、書かないと始まらない」
と思いながら、最後まで書き続けた。
推定読書時間20時間。
格闘の末に、読書でしか得られない
至福の時が必ず訪れます。
お正月休みにぜひ。