サウスバウンド
読みました。
サウスバウンド

サウス・バウンド
おもしろい、おもしろすぎる。
僕はこの本が大好きです。
小学6年生の少年からの視点で物語りは描かれます。
少年の成長物語であり、型破りな家族の物語です。
とにかくお父さんが笑えます。
「父が会社員だったことはない。物心ついたときからたいてい家にいる。
父親とはそういうものだと思っていたら、ほかの家はそうではないらしい。
父はどうやら国が嫌いらしい。税金なんか払わない、無理して学校に行く
必要などないとかよく言っている」
メチャクチャなお父さんです。家族は翻弄されまくりです。
第一部で思い切り泣いてください(飛行機の中で泣けて泣けて困りました)
第二部は笑って笑って考えさせられます。
「二郎、前にも行ったが、お父さんを見習うな。お父さんは少し極端だからな
けれど卑怯な大人にだけはなるな。立場で生きるような大人にはなるな」
サウスバウンドは最上級のビルドゥングスロマン(教養小説?)です。
PS.
マッハさん、必読ですよ〜。
また買っちゃいましたよ。
ドラゴンのアフェリエイトで(笑)
楽しみです〜