2024.1
PERFECT DAYS
今年初の映画鑑賞はこの映画と決めていた!
「パーフェクトデイズ」
かなり話題になっている映画なので
なんとなく知っている人も多いと思う。
「なんか、トイレの清掃員の話しだよね」
その通りで役所広司が演じる主人公の平山は
東京都のトイレを巡回して掃除をする仕事に就いている。
2時間の映画の中で特別なことは起きなくて
淡々と平山の日常が描かれている。
これは普通に考えて
映画になりにくい企画だと想像できる。
「だって、ヒットする要素がないからね」
それが紆余曲折ありながらも一本の映画になり
カンヌ映画祭で主演男優賞まで獲得して
世界的にヒットする作品になりえたのか。
それをビジネス的に紐解いていくと
思わず唸るストーリーが見えてくる。
最初から「映画をつくろう」という構想ではなく
なんとかして伝えたいことがあり
その為にどうすべきかを考えて
妥協することなく行動した先に幸運が待ち受けていた。
僕の勝手な推察だが、企画者の志があったからこそ
ヴィム・ヴェンダースというドイツの巨匠を動かし
日本最高の俳優である役所広司が主演を引き受けて
すべてがプラスに動き始めたと思う。
そんなウンチクはさておきセリフが極端に少なくて
主人公の毎日を繰り返し追うだけなのに
飽きることなく2時間の映画を堪能した。
結婚式場を営む者として
トイレ掃除の大切さを改めて思い知らされたことも
書き記したい。
創業当時は自分でトイレ掃除をしていた。
僕自身はもちろん
社員にも素手で便器を磨くことを義務化していた。
「掃除道」という名経営者がつくったDVDを
新人の研修で見て、僕自身がトイレ掃除のやり方を
実技で指南する時間があった。
ここ数年はそれぞれのお店も本社も
労務時間の削減のためとはいえ
掃除をパートナー企業に委託することが増えて
ブラスの良き伝統がやや廃れてしまったことを悔いた。
そんな僕の感想はさておき
素晴らしいこの映画をぜひ映画館で観て欲しい!
「パーフェクトデイズ」
かなり話題になっている映画なので
なんとなく知っている人も多いと思う。
「なんか、トイレの清掃員の話しだよね」
その通りで役所広司が演じる主人公の平山は
東京都のトイレを巡回して掃除をする仕事に就いている。
2時間の映画の中で特別なことは起きなくて
淡々と平山の日常が描かれている。
これは普通に考えて
映画になりにくい企画だと想像できる。
「だって、ヒットする要素がないからね」
それが紆余曲折ありながらも一本の映画になり
カンヌ映画祭で主演男優賞まで獲得して
世界的にヒットする作品になりえたのか。
それをビジネス的に紐解いていくと
思わず唸るストーリーが見えてくる。
最初から「映画をつくろう」という構想ではなく
なんとかして伝えたいことがあり
その為にどうすべきかを考えて
妥協することなく行動した先に幸運が待ち受けていた。
僕の勝手な推察だが、企画者の志があったからこそ
ヴィム・ヴェンダースというドイツの巨匠を動かし
日本最高の俳優である役所広司が主演を引き受けて
すべてがプラスに動き始めたと思う。
そんなウンチクはさておきセリフが極端に少なくて
主人公の毎日を繰り返し追うだけなのに
飽きることなく2時間の映画を堪能した。
結婚式場を営む者として
トイレ掃除の大切さを改めて思い知らされたことも
書き記したい。
創業当時は自分でトイレ掃除をしていた。
僕自身はもちろん
社員にも素手で便器を磨くことを義務化していた。
「掃除道」という名経営者がつくったDVDを
新人の研修で見て、僕自身がトイレ掃除のやり方を
実技で指南する時間があった。
ここ数年はそれぞれのお店も本社も
労務時間の削減のためとはいえ
掃除をパートナー企業に委託することが増えて
ブラスの良き伝統がやや廃れてしまったことを悔いた。
そんな僕の感想はさておき
素晴らしいこの映画をぜひ映画館で観て欲しい!