花婿の父になる
すでに孫も生まれて
おじいちゃんになっている友もいるし。
そりゃ、ウチの会場で結婚式を挙げて欲しい。
「友達が結婚式場を経営しているから
迷っているなら一度行ったらどうだ」
そんな会話を交わしてほしいのだけど
世の父親たちはそこに意見するのが苦手らしい。
特に息子の結婚となると
「お嫁さんの意見があるからね〜」
と、遠慮する気持ちもわかる。
それに
「達明の式場って、知らなかったわ〜」
知らずに新郎新婦の父母として列席している時もある。
そんな中、僕の地元にあるブラス一号店の
「ルージュブラン」で高校時代からの友達の息子さんが
めでたく結婚をした!

「息子さんに、すすめてくれたのか」
「いや、息子がそうとは知らずに決めてきたのよ」
「それはなかなかできる息子さんだな!」

昔から泣き虫だったけど
家族対面でここまで泣く父親も珍しいぞ(笑)

友達の子供の結婚式をすることは
一つの目標だった。
それがこうして達成し、喜んでいる姿を見て
新たなる闘志が沸いてきた!
「ブラスが掲げるファンづくりは
僕を筆頭に社員一人ひとりの身近な人々から始めるべし」
そんな基本的なことを改めて気づいたのだった。

「俺も白髪が目立つけど、お前は真っ白だな〜」
同い年の友人の姿を見ると
年を取ってしまったことに愕然とする時がある。
それが現実ならば
「若作りをすることなく
その年齢ならではの味で勝負しようぜ」
と、思うのだった。