切実なもの
今までにない経験をしてきた。
社会人なら誰もがそれぞれの業界や職種で
大小様々な経験をしたと思うが
結婚式業界は特に大きな影響を受けた業界の一つなので
激動の日々を送ってきたことは確かだ。
今も不安で仕方がないけど
「自然現象である以上、必ず終わりが来る」
そう信じてこのコロナ禍を何とか乗り切ろうと
現場では悪戦苦闘の毎日が続いている。
「人間万事塞翁が馬」
ということわざが好きだ。
なので握手やハグができて
マスクをしなくてもいい日常が戻ってきたときには
この経験を生かさなくてはならないし
さらに成長できるという予感もある。
その根拠はというとウチのウェディングプランナーから
それぞれが経験して感じたことを
文章にして提出してもらったから。
そこには内面から湧き上がる
切実な想いが綴られていた。
毎週、感動の涙と流してきたわたしたちが
毎週、悔し涙を流すお客様と向かい合う。
それを乗り越えた先に見えたヒカリは何か。
具体的にどんな結婚式をつくってきたか。
「ウェディングプランナーへなりたいきみへ」
の続編に書くことを決めた。
この仕事の奥深さを示すことで
この業界の縮小を少しでも止めることができると信じて。