2018.6
ロシアより愛を込めて vol.4
日本代表の第2戦は
今回の開催地で一番東に位置する
エカテリンブルクという都市。
時差は日本と4時間しかないのだ。
僕たちはモスクワから飛行機に乗り
チェラビンスクとい都市に向かった。
飛行機の上から延々と続く森林と
その合間を縫って流れる川を見ていると
ロシアの広さを感じずにはいられない。
そして降り立った広い空港には
飛行機が一機しかいない。
「どうして開催地のエカテリンブルグではなく
離れた小さな都市に来るの〜」
愚痴っても、しょうがない。
「サポ村」は200名以上の団体ツアー。
今の時代なら、個人で旅すれば自由度は高い。
でも「ワールドカップで日本を応援する」という
目的を同じくした仲間との旅もよき修行になると思い
ツアーを選択したのだから。
「人生も旅も、イイとこどりはできないね」
そして翌日。
現地時間の朝10時にバスに乗り込み
またまた試合会場へ向かう。
片道4時間が短く感じるのだから
人の感覚はそんなものだ。
エカテリンブルグは人口100万を超える
ロシア第三か第四の大都市。
街の中心部には日本人サポーターが
早くも集結している!
「今日はセネガルより、日本が遥かに上回っているぞ」
日の丸を持ち
ユニフォームを身にまとっていると
現地の人たちが次々に写真を撮ろうと話しかけてくる。
「スマホは世界を一つにするね、下野くん」
試合開始までにまだ5時間以上ある。
それでも待ちきれない僕らはスタジアムに向かって歩き出す。
合流したセネガルの大サポーターは
アフリカのリズムをずっとかき鳴らしている。
それにしても、天気がいい。
この時期のロシアは穏やかな晴天が続き
しかも夜9時すぎまで明るい。
この夏の気持ちよさがあるからこそ
厳しい冬を乗り越えられるのだろう。
第一戦のスタジアムが
ワールドカップのために建てられた最新ならば
ココは伝統ある古き良きスタジアムだ。
だけど基準を満たすために作った
仮設のスタンドは怖ろしく高い。
驚くべき光景なのだ。
この日はキックオフまで十分に時間がある。
なのでスタジアムで日本人サポーターと
ビールを酌み交わしながらゆっくりと楽しむ。
そして今日も
ウカスカジーの「勝利の笑みを君と」
国歌「君が代」を熱唱し試合が始まった。
僕らのすぐ後ろに
セネガルの大応援団がいる。
笛や太鼓ではなく
肉声での応援がサッカーらしくで好きだ。
しかし彼らの独特の楽器と民族リズムは
歌声と相まってスタジアムに溶け込む。
「共に、盛り上がるしかないね!」
この日の席は前半はセネガルが攻めるゴール付近で
後半は日本が攻める場所だ。
「ああっ、川島〜〜〜〜」
まともに失点シーンを見て落胆する。
そしてみなさんも知ってのとおり
本田が左足で蹴り込む同店ゴールを最高の角度で目撃する。
5メートル先に吼える本田がいて
回りのサポーターと共に狂喜乱舞する。
「一勝一引き分けだ!」
日本人サポーターと今日も喜びを分かち合う。
終了後はエカテリンブルグの街を
高揚した気持ちを静めるように
ゆっくりと歩く。
どの国の人々もいい顔してる。
「ナイスゲーム!」
称えあい、写真を撮り合い
この地にいる幸福感を共有する。
エカテリンブルクのみなさんは優しい。
下野君はなぜか
おじさんと抱き合って泣いているし(笑)
ロシアに住む日本人ガイドさんに聞くと
「ロシア人がこんな親切というか
フレンドリーに接するなんて信じられれない」
と言う。
それこそワールドカップマジックだと思う。
「4年後、カタールで会いましょう!」
再会を約束して仲間と別れたのだった。
そして日本代表の快進撃は
ココからが本番!
日本が決勝に進出したら
モスクワへ戻ってくるぞ(笑)
僕たちの代表チームは素晴らしい!!
今回の開催地で一番東に位置する
エカテリンブルクという都市。
時差は日本と4時間しかないのだ。
僕たちはモスクワから飛行機に乗り
チェラビンスクとい都市に向かった。
飛行機の上から延々と続く森林と
その合間を縫って流れる川を見ていると
ロシアの広さを感じずにはいられない。
そして降り立った広い空港には
飛行機が一機しかいない。
「どうして開催地のエカテリンブルグではなく
離れた小さな都市に来るの〜」
愚痴っても、しょうがない。
「サポ村」は200名以上の団体ツアー。
今の時代なら、個人で旅すれば自由度は高い。
でも「ワールドカップで日本を応援する」という
目的を同じくした仲間との旅もよき修行になると思い
ツアーを選択したのだから。
「人生も旅も、イイとこどりはできないね」
そして翌日。
現地時間の朝10時にバスに乗り込み
またまた試合会場へ向かう。
片道4時間が短く感じるのだから
人の感覚はそんなものだ。
エカテリンブルグは人口100万を超える
ロシア第三か第四の大都市。
街の中心部には日本人サポーターが
早くも集結している!
「今日はセネガルより、日本が遥かに上回っているぞ」
日の丸を持ち
ユニフォームを身にまとっていると
現地の人たちが次々に写真を撮ろうと話しかけてくる。
「スマホは世界を一つにするね、下野くん」
試合開始までにまだ5時間以上ある。
それでも待ちきれない僕らはスタジアムに向かって歩き出す。
合流したセネガルの大サポーターは
アフリカのリズムをずっとかき鳴らしている。
それにしても、天気がいい。
この時期のロシアは穏やかな晴天が続き
しかも夜9時すぎまで明るい。
この夏の気持ちよさがあるからこそ
厳しい冬を乗り越えられるのだろう。
第一戦のスタジアムが
ワールドカップのために建てられた最新ならば
ココは伝統ある古き良きスタジアムだ。
だけど基準を満たすために作った
仮設のスタンドは怖ろしく高い。
驚くべき光景なのだ。
この日はキックオフまで十分に時間がある。
なのでスタジアムで日本人サポーターと
ビールを酌み交わしながらゆっくりと楽しむ。
そして今日も
ウカスカジーの「勝利の笑みを君と」
国歌「君が代」を熱唱し試合が始まった。
僕らのすぐ後ろに
セネガルの大応援団がいる。
笛や太鼓ではなく
肉声での応援がサッカーらしくで好きだ。
しかし彼らの独特の楽器と民族リズムは
歌声と相まってスタジアムに溶け込む。
「共に、盛り上がるしかないね!」
この日の席は前半はセネガルが攻めるゴール付近で
後半は日本が攻める場所だ。
「ああっ、川島〜〜〜〜」
まともに失点シーンを見て落胆する。
そしてみなさんも知ってのとおり
本田が左足で蹴り込む同店ゴールを最高の角度で目撃する。
5メートル先に吼える本田がいて
回りのサポーターと共に狂喜乱舞する。
「一勝一引き分けだ!」
日本人サポーターと今日も喜びを分かち合う。
終了後はエカテリンブルグの街を
高揚した気持ちを静めるように
ゆっくりと歩く。
どの国の人々もいい顔してる。
「ナイスゲーム!」
称えあい、写真を撮り合い
この地にいる幸福感を共有する。
エカテリンブルクのみなさんは優しい。
下野君はなぜか
おじさんと抱き合って泣いているし(笑)
ロシアに住む日本人ガイドさんに聞くと
「ロシア人がこんな親切というか
フレンドリーに接するなんて信じられれない」
と言う。
それこそワールドカップマジックだと思う。
「4年後、カタールで会いましょう!」
再会を約束して仲間と別れたのだった。
そして日本代表の快進撃は
ココからが本番!
日本が決勝に進出したら
モスクワへ戻ってくるぞ(笑)
僕たちの代表チームは素晴らしい!!