2005.2
国府宮はだか祭り
今日は僕の地元、愛知県稲沢市のある国府宮神社で
日本三大奇祭の一つ「はだか祭り」が行われました。
この祭り、とにかくすごいんです!
真冬にもかかわらず、はだかですよ〜。(ふんどし一丁です)
寒いですから体を暖めるため、がんがん日本酒を飲みます。
(もうめちゃめちゃ酔っ払ってて、大のおとながあちこちでけんかしてます)
しかもクライマックスは右の写真のように
伝統の町内で結成される「おけ隊」がばんばん水をぶっかけ
このくそ寒いのに、はだか男の熱気で湯気がもうもうと上がります。
神男(しんおとこ)が登場する夕暮れ時は、まつりも最高潮に達し
はだか男の体力、気力も限界ですから必死で神男を
「なおい殿」へ送り込むのです!
そのとき神男にさわることができれば「厄払い」ができるので
すべてのはだか男は神男に殺到する!!
そんな現代では考えられない、まさに奇祭なのです。
市内の小中学校は休みですし、会社を堂々と休むことができ
神社は見物客でごったかえし、町中はだか男であふれます。
どうですか?少し紹介しただけでも凄さが伝わりますか〜?
僕は過去何度も参加し、地獄の苦しみを味わいましたよ〜。
でも「来年はもう出ないぞ」とおもっても、祭りの季節になると
「達明、今年も出るよな」と友人から誘われると軽い意地もあり
「あたりまえやろ!」といってしまうのです。
今年は前厄ということもあり、密かに「出よう」と思っていましたが
来週に控えるドバイツアーをフイにしたくないので
泣く泣くではなく笑ってあきらめ、今日は親友を応援しました!
きっと「ボーちゃん」は今日も神男にさわったはずです!
(これは凄いことなのですよ!)
神男にさわったはだか男が身に着ける「なおいぎれ」を
いただくと、厄払いになるのでそれをもらいます。
みなさんも僕の故郷の祭りを一度見物に来てください。