姉さん、事件です
人はよく言う。
そうだろうか?
案外、わかってないところもある。
例えば「歯」。
毎日毎日歯を使って食べてるのに
ふと気づくと、虫歯になっている。
親知らずなんか特にそうだ。
僕の身に起こった事件は
その典型的な例といっていい。
いきつけの美容室に行った時のこと。
もう何年も通っているし
オーナーであるイドくんの結婚式の司会もしたから
そうとう仲がいい。
(一宮市にある「アプリ」っていう店です)
シャンプーを終え、カットし始めると
突然手が止まった。
「河合さん、毛流の流れが激しいですね」
と、イドくんが小声で言う。
「なに〜、もうりゅうって」
聞き返す。
「いや、もうりゅうですよ」
「ん、わかりやすく言ってよ」
「いや・・・、最近何かありましたか」
「え、はっきり言っていいよ」
「はい、マズイと思います。そうとう進行してます」
「え、もしかして、テッペンがヤバイってこと」
「はい、見ますか」
鏡を後ろからあててもらう。
「いつの間に〜〜〜〜〜〜〜」(絶句)

あらためて写真を
今、撮った。
自分で・・・。
「ヒドイ、知らないうちにココまでハゲてるとは・・・」
二度目の絶句である。
輪をかけてショックなのは
僕以外の人達が
この恐るべき事実を知っていながら
誰も言ってくれなかったことだ。
これが額が後退するハゲと
テッペンが薄くなるハゲとの決定的な違いだ!
「社長、薄くなったよね〜」
きっとみんな影でうわさしてたな・・・。
「なんとしても、食い止めてみせる」
最高のシャンプー。
頭皮マッサージ。
もちろん、リアップ!
額から薄くなるハゲは甘んじて受け入れるが
カッパ型のハゲだけは勘弁だ!
はからずも長いブログになってしまった。
僕にとっては大事件なのでお許しください。